【人物】秘密保護法案は「国民を愚弄している」…鳩山由紀夫氏

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 鳩山由紀夫元首相(66)が、自民党が今国会での成立を目指している特定秘密保護法案についてのツイッターで意見した。

 鳩山氏は、朝日新聞の天声人語欄で、「思えば、特定秘密保護法案も米との同盟を重視するものだ。(略)米国からもらった
情報を守るために自国民を罪に問う法である。民主主義を揺さぶりかねない法でもある」との見解が書かれたことを紹介。
この見解には同意した。

 また、同記事では米国情報機関によるドイツのメルケル首相の携帯電話をはじめとした、同盟国中枢への盗聴疑惑にも
触れられている。

 この盗聴疑惑に菅義偉官房長官は安倍晋三総理の携帯について「問題ない」と述べているが、鳩山氏は疑問視しており
「何が問題がないのか。日本だけが特別扱いされる理由は全くないのである」と述べた。

 鳩山氏は続くツイートで、首相時代に力を入れていた普天間基地移設問題について、当事の官僚を含む政府関係者が、
鳩山氏の指示に反して、米国側と通じ、構想をなきものにしようとしていたことがウィキリークスにより明らかになってきていると説明。
「情報の公開と国益は矛盾はしない。隠し通して国民に正しい判断材料を与えないことそのものが、国民を愚弄していることではないか」と
意見している。

ソース:http://yukan-news.ameba.jp/20131028-93/