韓国政府は、2017年にF-35ライトニングIIを入手するため、早ければ11月中にも同機の購入決定を公表するかもしれません。
ロイター電が韓国政府関係者からのリーク情報として伝えています。
韓国は今年、次期戦闘機の機種選定を行いボーイングが提案するF-15SEサイレントイーグルに一時は決定かと見られましたが、
世論の反発を受けてこれを否決し選定のやり直しを明らかにしていました。
本格的なステルス性能を持つF-35Aが候補機として急浮上しましたが、
ボーイングは2018年以降もF-15の生産を継続するため、受注競争からは引けない状況となっています。
韓国政府としてはF-35A採用に固まりつつあり、
2017年に初号機を受け取るためには2013年末までに態度を表明しなけれなならない状況にあります。
一方、F-4とF-5の老朽化が深刻でF-35を待てない事情もあり、
ボーイングが提案しているとされるF-15SEの簡易バージョンをつなぎとして採用して、
残りをF-35Aとする折衷案も浮上しているようです。
http://flyteam.jp/news/article/28085