>>22 (1)まず、安倍が打破しようとしている「戦後レジーム」というのは、
「日本が“アメリカに”戦争に負けて、“アメリカによって”つくられた体制」であるということ、
(2)アメリカはその観点から、尖閣列島防衛などと違って、「第2次大戦の歴史見直し」には実はものすごく否定的であること、
(3)日本に伝わる「アメリカの反応」は、言うまでもなく「米国の中の親日的な人たちが中心」であって、
実際には「右」は、軍人などを中心に、「何を正当化しているのか」と言った感情は少なからずあること(人種差別的な要因もあるが)、
「左」はリベラル層を中心に、慰安婦などの問題で「日本は非民主主義的な悪の枢軸国」的な見方があること
(4)安倍は無邪気に「戦後レジームからの脱却」と言っているが、そういった海外の“本音”を全くわかっていない「裸の王様」状態に
あるということ
…ということ。
これ、尖閣の防衛とか、日米安保強化の話なんかとはまるで違う性質の話であって、
それらに関しては俺はむしろ積極的にどんどんやるべきだと思っているけれども、
この「歴史観」の問題では、日本は戦争に負けてこうなっているという現実があるわけで、
つまりそれを打破するというのは、「戦争よもう一度。そして次は勝つ」というメッセージにしかなっていないということ。
そして、どうもネトウヨたちはその対象を「中国や韓国」にしか限定して考えていないようだけれども、
そもそも前の戦争でアメリカは「主敵」であったことなどを綺麗に忘れていること…
…などの歴史への忘却があまりにひどすぎる、というお話だったりもする。
>>23 でも、重複先のスレを見てもそうだし、あるいは東亜のスレを見てもそうだが、「スレタイしか読んでない」奴が大漁に釣れてるわけで、
なんていうか非常に絶望的な気分にすらなるな。「バカにつける薬はない」という意味で。