【遊技】パチンコ店の三店方式の本当の欠陥 「1万円以上の買取した際の記録義務」

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1しいたけφ ★
―― 三店方式の本当の欠陥との事ですが、念のため三店方式の基本から説明していただけますか?

「まず、パチンコ屋は出玉やコイン枚数に応じて、客に賞品を出す。商品でも景品でもなく "賞品" な。
これが大事なポイントなんだけれども、一般的なパチンコ屋は景品カウンターと言っちゃってるよな。
でもレコード針だの金だのってのは、厳密に言えば賞品と呼ぶべきです」
―― おそらく賞品と景品の違いも説明した方がよいかと。
「賞品というのは、何らかの功績や成績に応じて、ご褒美として貰える物。
景品というのは、おまけとして付いてくるってニュアンスだな。参加者が漏れなく
貰える粗品とかさ。普段は気にしなくてもいいかもしれないけど、いざという時のために、
面倒くさい法律が絡んでくる可能性がある場合は、正しい単語の使い方を知っておいた方がいいぞ」

―― いっぱい玉を出したからと貰った記念品(賞品)を、たまたま買い取ってくれる
人がいたから売った、というのが三店方式の基本ですよね。

「そうです。たまたま店の近くに古物商、いわゆる質屋があって、そこがパチンコ屋さんで
貰った賞品を買い取ってくれたという言い訳です。また、パチンコ屋はその
古物商に賞品としてちょうどいい品物が置いてあったから買ったと。これで三店方式の仕組みが完成します」
―― その場合にやってはいけないのは、パチンコ店による賞品の自社買いですよね?
「パチンコ屋が客に渡した賞品を、自分で買い戻したらアウトです。実際にそれで
摘発を受けた店が何軒もあるよ。ただし、パチンコ屋の建物の中に古物商(交換所) が
入っていても問題ない。これは知らない人もいるようだけど、経営者が完全に
別だという言い訳ができていれば、パチンコ屋の中に交換所があっても問題ないんだ。
実はつい最近、店内に交換所を設置していた横浜のパチンコ屋が摘発されたんだけど、
それは店内に交換所があったからヤラれたんじゃありません。売上が悪くて、
賞品を問屋を通して仕入れるのが嫌で自社でやっちゃったんだ。それがバレて摘発を受けた。
まあ当然というか、やり方があまりに雑だよな。いくら金が欲しくても三店の大前提は守らないと」

続きます
http://n-knuckles.com/culture/money/news000576.html