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>>1の続き)
■縄文人になる 小矢部・古代米刈り取り
縄文時代の道具を使った古代米の稲刈りが十三日、小矢部市綾子の田んぼであり、ガールスカウトに所属する市内の子ども
約二十人が体験した。
縄文をテーマにした活動をする市民グループ「桜町石斧(せきふ)の会」が企画。会員の南久男さん(63)の二百平方メートルの
田んぼで、五月に苗を植えた稲穂の黒い「みどりもち米」を収穫した。
写真=石や貝殻でできた包丁で稲を刈る子どもたち=小矢部市綾子で
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20131014/images/PK2013101302100164_size0.jpg 子どもたちは、縄文時代をイメージした麻製の衣装を身に着けて挑戦。石やハマグリの貝殻でできた包丁を穂首に当て、歓声を
上げながら一本ずつ丁寧に刈り取っていった。
もち米はガールスカウトが道の駅メルヘンおやべで販売し、収益を難民キャンプに送る。わらは市内の桜町JOMONパークで
十一月三、四日に開かれる「縄文わらアート展」の展示に使う。
(終わり)