【話題】 三鷹女子高生殺人事件で浮き彫り 上層階の防犯リスク・・・バルコニーあれば侵入可

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1影のたけし軍団ρ ★
東京都三鷹市で女子高生タレントの鈴木沙彩さん(18)が殺害された事件は、防犯対策の盲点も浮き彫りにした。

殺人容疑などで送検された池永チャールストーマス容疑者(21)は、鈴木さん宅の地上約2メートルのところに設置された
エアコンの室外機を足掛かりに2階ベランダに登り、無施錠の窓から侵入。1階の沙彩さんの部屋のクローゼットの中で
「隠れて待ち伏せしていた」と供述したという。

一般に玄関や低層階の窓は施錠していても、上階の窓の対策はおろそかになりがちだ。

「リスクヘッジ」代表の田中辰巳氏は「上階だから、と安心してはいけない。
高層マンションでもバルコニーがあれば侵入は可能で、隣家との仕切りも簡単に越えられる。
非常階段から屋上に上がり、ロープを伝って侵入するケースもよくある。一戸建てだと侵入はより容易だ」と警告する。

では、侵入者を防ぐには、どういう点に注意すればいいのか。

「どうしても換気したい場合は、バルコニーに面した窓や扉にはストッパーを付けて人が通り抜けできないようにしておく。
窓ガラスに警報装置を設置するのもひとつの手だ。一戸建ての場合は、侵入者への牽制(けんせい)用に監視カメラを設置したり、
家の周囲に音が響く玉砂利を敷くのも対策になる」と田中氏。悲劇を繰り返さないための備えが大事だ。