鈴木さんを刺殺した池永チャールストーマス容疑者とは、どういう素性の男なのか。
裕福な家庭に育った鈴木さんとは、まるで正反対の生い立ちだった。
「40代と思われる母親はフィリピン人。日本人の父とは幼い頃に生き別れているようです。
池永は大阪市内の公立小学校を卒業し、中学も地元の公立校に進学しましたが、
中学3年の時に母親と一緒に京都市の賃貸マンションに転居。
その後、京都府内の高校に進学し、柔道部に所属。その一方、貧しい家計を助けるため、
近所のスーパーで週3回、アルバイトもしていました」(地元マスコミの記者)
ハーフの子として生まれ、母親と極貧生活を送ってきたようだ。
実家の京都市内のマンションの隣室の女性によると、「現在は幼稚園児くらいの(異父)妹も暮らしていた」という。
池永は、その幼い妹と遊ぶ姿を何度も目撃されている。
しかし、昨冬ごろに京都の自宅を飛び出し、定職に就かず、コンビニなどのアルバイトを転々としながら
大阪市内のマンションで一人暮らしを始めていた。
それと前後し、11年12月ごろにフェイスブックを通じて知り合ったのが、殺害した鈴木さんだった。
永は週末に深夜バスなどを利用して上京。鈴木さんの今年4月20日付のブログにも
「明日はデートだから早く寝よう」といった記述が残っている(現在は削除)。
「池永は、鈴木さんとの交際を母親にオープンに話していました。今年7月ごろに彼女の方から別れ話が出たといいます。
ただ、殺された鈴木さんは、三鷹警察署にストーカー被害を相談した際、〈池永とは昨秋に別れた〉と説明している。
どちらが事実なのか不明ですが、良家の子女である鈴木さんが、両親に交際を止められながら、
ずるずると関係を続けていた可能性はあります」(前出の記者)
鈴木さんは、私立大学への推薦入試も決まっていた。今となっては、ロクデナシ男と交際してしまった事実が悔やまれる。
http://news.nifty.com/cs/item/detail/gendai-000195327/1.htm