★国産偽装の米、高齢者87人の弁当に 大阪の生協発表
三重県四日市市の米穀販売会社「三瀧(みたき)商事」が、中国産米を混ぜた米を
国産米と偽り売っていた問題で、大阪よどがわ市民生協(大阪府吹田市)は7日、
府内のお年寄りら87人に提供した夕食の弁当に偽装米が使われていた、と発表した。
同生協によると、偽装米が使われたのは夕食サポート事業の「お弁当コース」。
事業開始の3月4日から9月5日にかけ、大阪府高槻市、茨木市、吹田市などの
高齢者ら87人に宅配した弁当(113食分)に偽装米が使われていたという。
この事業で同生協は「国産米使用」をうたっていた。弁当は、三瀧商事から
偽装米を卸されたフジパングループ本社(名古屋市)のグループ会社が製造。
フジパングループは現在、米の仕入れ先を別業者に変え、品種を判別する
DNA型検査をした上で、同生協に弁当を納めているという。
同生協は「不正行為を未然に防ぐことができず、信頼を損なう結果となり、
深くおわびします」としている。
http://www.asahi.com/national/update/1007/NGY201310070021.html