【政治】 特定秘密保護法案「政府には隠された核兵器保有の意図があり原発の情報が隠せるようになる」  山本太郎議員が危険性を指摘

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 「全国街宣キャラバン第一弾」と銘打ち、京都、大阪、名古屋などで街宣活動を行ってきた山本太
郎参議院議員。この日はJR大宮駅前で街頭演説を行い、政府が今秋の臨時国会で提出予定の特定秘密保護
法案(秘密保全法)について、その危険性を訴えた。

 特定秘密保護法案とは、防衛や外交などに関わる機密事項を「特定秘密」に指定し、漏洩した場合は
最高で懲役10年を科すというもの。山本議員は「『特定秘密』を知ることができるのは一部の人間だけ。
国は都合の悪いことをずっと隠せるようになる」と警鐘を鳴らした。

◆原発の情報が隠される◆

 自民党の礒崎陽輔首相補佐官は9月18日のBSフジの番組内で、特定秘密保護法案について「原発の情報が
特定秘密になることは絶対にない」と明言していた。これに対して山本議員は「嘘をついている」と
指摘。「改正された原子力基本法には『我が国の安全保障に資すること』と書かれている」と語った。

 原子力基本法は2012年6月27日に改正された際、原子力利用の目的として「我が国の安全保障に資すること」
という文言が付け加わっていた。山本議員の発言は、政府には隠された核兵器保有の意図があり、
原発の情報も安全保障の観点から「特定秘密」に指定される恐れがあると指摘したもの。(IWJ・石川優)



ソース   IWJ 2013.9.27
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/103753