★安倍首相の汚染水ブロック発言に「国際的大ペテン」と識者
女性自身2013年09月20日07時00分
「状況はコントロールできている。汚染水の影響は福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートル
の範囲内で完全にブロックされている」と五輪招致の最終プレゼンで語った安倍晋三首相(58)。
東京五輪決定の後押しとなったこの一言に、疑問の声が噴出している。
「もし完全にブロックして外に出ないのならば、港湾内の水位は上昇していくはず。コップに水を
入れ続けると一杯になるのと同じことです。しかし、現状はそうなっていない。港湾内と外の水位が
同じなのです。つまり、港湾内の汚染された水は外に流れ出ているということになります」と反論
するのは、環境水理学に詳しい平田健正・和歌山大学理事だ。
現在、1日に1千トンの地下水が高台から海に向かって流れている。うち400トンが福島原発を通過
する際に汚染され、残り600トンのうちの半分は事故直後に漏れた汚染水と混ざって海へ流出している
という。また原発内から組み上げた“超高濃度”汚染水の保管用タンクは2年間で1000基以上に。
今のペースでいけば五輪開催の2020年には4500基という膨大な数に膨れ上がるが、ここから直接汚染
水が漏れ出ていたことも発覚している。
つまり2つのルートから汚染水は流出しているのだ。海への流出対策としてシルトフェンスと呼ばれ
る水中カーテンが設置されるなどしているが、完全には防げていないようだ。
>>2へ続く
http://news.livedoor.com/article/detail/8083382/