【長崎】 「(島原の乱のように)もう一度、国に一揆を仕掛けたい気持ちだ」 長崎の教会群の世界遺産推薦見送りに激怒

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1かしわ餅φ ★
政府が世界文化遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」について、
今年の国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)への推薦を見送る方針を固めた14日、
推薦を確信していた関係者には、「信じられない」と衝撃が広がった。
一方、推薦方針が固まった「明治日本の産業革命遺産」の県内関係者も、
「素直に喜べない」と複雑な胸の内を明かした。

 県世界遺産登録推進室の担当者は、「産業革命遺産は準備不足と何度も言ってきた。
どうして推薦されるのか、とにかく理由が知りたい」と困惑していた。

 また、教会群の構成資産「原城跡」(南島原市)でガイドをしている内山哲利さん(66)も、
「ショックで言葉にならない。(原城で起きた島原の乱のように)もう一度、
国に一揆を仕掛けたい気持ちだ」と語った。

 一方、産業革命遺産では、28の構成資産のうち八つが県内にある。「旧グラバー住宅」
(長崎市)のあるグラバー園の吉田利一副園長(60)は「世界的な価値が認められてうれしい」としつつも、
「推薦は教会群の後だと思っていた。複雑な気持ちだ」と話していた。

(2013年9月15日 読売新聞)
「教会群」見送りに衝撃 世界遺産政府方針 : 長崎 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20130914-OYT8T01023.htm