【東京五輪】「安倍政権の“快走”続く」と韓国メディア 汚染水非難から一転 安倍首相の主導力を高く評価

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【ソウル支局】2020年夏季五輪の開催都市が東京に決定したことを受け、
韓国の聯合ニュース(電子版)は8日朝、「安倍政権の“快走”続く 五輪招致で
政権運営に弾み」と題した記事を東京発で伝えた。

記事では、「デフレ脱却を目指す経済政策『アベノミクス』で国民の注目を
集めることに成功した」安倍晋三政権が「今回、五輪招致で『推進力あるリーダー』
のイメージを定着させた」と安倍首相の主導力を高く評価した。

さらに、「五輪招致レース終盤に東京電力福島第1原発の汚染水問題という大きな
壁にぶち当たったが、“五輪用”という批判を受けながらも大規模予算を投じる対策を
発表するなど積極的に対応して危機を乗り越えた」と論じた。

汚染水問題では、韓国で輸入水産物に対する不安が拡大。日本産に限らず、遠洋や
韓国近海で捕れた魚の消費も冷え込み、韓国政府が6日に福島周辺8県からの
水産物輸入を全面禁止する措置を決定した。

安倍政権の対策発表に対しても、韓国メディアが、五輪招致への影響を避けるため、
「あたふたと」(同ニュース)つくった対策だと批判的に報じていた。


▼MSN産経ニュース[2013.9.8 13:16]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130908/kor13090813180000-n1.htm