電車で若い女性のミニスカート内をデジタルカメラで盗撮したとして、県は四日、健康福祉部の
男性副主幹(41)を停職三カ月の懲戒処分とした。また、無車検の車で人身事故を起こしたなどとして、
中部県民局の男性主任(40)を減給十分の一(二カ月)とした。
県によると、副主幹は六月十七日、東京都内の電車で目の前に立った女性を動画で盗撮したという。
乗客が警察に引き渡し、都迷惑防止条例違反の疑いで警視庁に事情聴取された。当日に釈放され、
四日夕現在、立件されていない。
副主幹は四月から休業制度を利用し、政策を学ぶために私費で都内の大学院へ通学。
盗撮は通学途中だったという。県に対し、「発覚前にも駅などで他の四人を盗撮した。
鉄道が趣味でカメラを持っていた。信頼を裏切り、申し訳ない」と盗撮を認めているという。
県は処分前に副主幹を自宅謹慎にしたが、反省しているとして、七月から最近まで通学を認めていた。
一方、主任は六月十一日、車検が半年前に切れ、自賠責保険も五カ月前に切れたままの状態で、
自家用車で通勤途中、渋川市で二台を巻き込む玉突き事故を起こし、男女四人に軽傷を負わせた。 (菅原洋)
東京新聞:盗撮の副主幹を停職3カ月処分 県、無車検事故主任を減給に:群馬(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20130905/CK2013090502000155.html