西鉄観光バス(本社福岡市博多区)は25日、北九州支社(北九州市小倉北区)の49歳と56歳の
運転手2人が、乗務前のアルコール検知で不正をしていたと発表した。
49歳の運転手は検知をすり抜けた後、観光バスを運転しており、酒気を帯びたまま運転した
可能性があるという。
同社の記者会見によると、運転手(49)は8月24日午前7時ごろ、宿泊先だった熊本県菊池市内の
ホテル駐車場で、乗務前に携帯型のアルコール検知器でチェックを受けた際、呼気1リットルあたり
0・109ミリグラムのアルコールが検知された。
しかし、この運転手は、運転手(56)に身代わりに追加検知を受けさせ、不正に検査を免れた。
その後、熊本県菊池市から北九州市に向けて約170キロ運転したという。
2人は検知器に息を吹きかけるためのストローにあらかじめ細工をすることで、あたかも検知の
対象者が検知したように偽装していたという。
ソース
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0825/SEB201308250001.html?ref=com_top6