全国から集まったニート全員が取締役になり、会社を立ち上げる――。そんな企画が進行中だ。
手を挙げたのは約300人。なじめなかった社会で一歩を踏み出そうとする人もいる。この会社から、
常識にとらわれない、新たな働き方が生まれるのか。
先月30日、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、「NEET株式会社(仮称)」の
立ち上げに向けた「合宿」が開かれた。
100人以上が参加し、「設立日を『ニートの日』にしたら面白いのでは」「常識をぶっ壊すような設立記者
会見をしたい」などと一日中、議論を続けた。
仕送りで暮らす都内の男性(26)は、アルバイトを含めて一度も働いた経験がない。
「やりたいことが見つかれば就職したらいい」と、就活をせずに大学を卒業。道場に通って体を鍛えているが、
焦りを感じていた。
企画を知り、すぐに参加を決意。「(会社の内容が)なかなか決まらず、じれる部分はあるけど、最後まで
つきあうつもりです」
ソース
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY201308200367.html?ref=com_top6_1st