★中国人民解放軍開発の“尖閣奪還ゲーム” サービス開始
・激しい銃撃戦の映像、実は、間もなく中国でサービスが始まる有料のインターネットゲームなんです。
尖閣諸島に上陸して自衛隊と戦い、中国軍の施設を取り戻すという設定のこのゲーム。提供しているのは、
中国軍そのものなんです。
銃で撃たれ、次々と倒れていく兵士。撃たれた兵士には旭日旗のアイコンと日本人の名前が表示されています。
実はこれ、中国人民解放軍が開発したゲームの画面なのです。
ゲームの舞台は、中国が領有権を主張している尖閣諸島。プレーヤーは、人民解放軍の特殊部隊の兵士と
なって軍事作戦に参加。数百種類のものの中から武器や装備を選んで、FPS=ファースト・パーソン・シューティングと
呼ばれる1人で敵と戦っていく形式でゲームは進んでいきます。戦闘シーンでは、尖閣諸島の中国名である釣魚島を
防衛せよという文字が。ゲームの設定は、尖閣諸島にある人民解放軍の基地を自衛隊が攻撃したというもので、
プレーヤーは、自衛隊のヘリコプターや高級軍官と表示された兵士とも戦い、兵士を倒すと、ポイントが加算されていきます。
「光栄なる使命」と名づけられたこのゲーム。人民解放軍がおととし、兵士の訓練用として中国のネットゲーム大手と
共同開発したものを、バージョンアップしたもので1日、インターネット上に公開され、2日午後6時から有料でプレー
することができるということです。
ゲームではほかに、中国がウクライナから購入した初の空母である「遼寧」が出撃。艦上で戦闘機の合間をすり抜けて
敵軍と戦うシーンなども含まれています。中国では、他にも尖閣諸島などを舞台に自衛隊と人民解放軍が戦うゲームが
インターネット上で出回っていてゲームの世界でも、日中の対立をあおるようなものが人気を集めているといいます。
このゲームがインターネット上に公開された8月1日は、人民解放軍の建軍記念日でゲームの公開には、愛国心を
鼓舞して新たな兵士の募集に役立てる狙いがあるとみられています。
また、ゲームには登録が必要で参加や武器の購入なども有料。資金は人民解放軍に流れる可能性があります。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5399316.html