【政治】米上院で中国非難決議可決 首相の手紙が一役

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1おばさんと呼ばれた日φ ★
あなたの努力を高く評価します−。米上院が7月29日の本会議で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む東、南シナ海での
中国の威嚇行為を非難する決議を全会一致で可決した背景に、決議を推進した上院議員らを励まし、後押しした
安倍晋三首相の「手紙」があったことが1日、分かった。

政府関係者によるとこの手紙は、対中非難決議が上院の外交委員会で可決されたことを知った首相が発案した。

首相は決議が委員会レベルにとどまらず、本会議でも確実に可決されることを狙い、メネンデス外交委員長(民主党)ら
決議を推進した主要議員に直接届けることにした。

このため、もともと7月に米国視察が決まっていた長谷川栄一首相補佐官がワシントンでメネンデス氏らに面会し、
「決議が提出され、その後、委員会で可決に至るまでのあなたの努力を高く評価します」などと書いた首相の手紙を
手渡した。今後も佐々江賢一郎駐米大使や長谷川氏らを通じ、連絡を維持していきたいとの首相の意向も記されていた。

メネンデス氏は手紙をじっと読み、2度深くうなずいていたといい、政府関係者は「中国と関係の深い上院議員も少なく
ない中、首相の手紙が決議の本会議可決に向けた力になったのは間違いない」とみている。

決議は、中国による海上自衛隊の護衛艦に対する射撃管制用レーダー照射などについて「地域の緊張を一層
高めている」と批判している。

ソース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130802/plc13080208210005-n1.htm