【日中関係】中国毒ギョーザ事件結審…民主党の岡田克也氏「中国側の努力を評価」

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 中国・天洋食品製の冷凍ギョーザを食べた10人が中毒症状を訴えたいわゆる中国製冷凍ギョーザ中毒事件についての
初公判が7月30日に河北省石家荘市の裁判所で開かれ、7月31日付けの中国英字紙チャイナ・デーリーが、
危険物質投入罪で起訴された製造元の元従業員の被告に対し懲役10年の判決が下されるだろう検察官が話したことを報じている。

 報道によると、同被告は罪状認否で「私がやりました。被害者と党と国家に申し訳ない」と起訴内容を
認めているとのことで、公判は即日結審したという。

 外務大臣としてこの問題に取り組んでいた民主党の岡田克也前副総理もブログで結審されたことを報告。岡田氏は当初、
中国政府が中国の企業ないし、中国の国内で毒が入れられたということについて否定的だったとし、中国で毒が入れられた
可能性が高いとする日本側の見解と対立していたことを明かしている。

 そうした状況の中で岡田氏は中国に対し「こういう問題をきちんとしないと、中国の食品に対する日本国民の心配は益々高まって、
それは中国にとっても決して良くない。したがって、徹底的な捜査、そして、その捜査結果に基づいた司法的な手順を尽くすべきだ」と
訴えたとのことだが、「お互いメンツの問題」があることなどから、なかなか解決に結びつかなかったと説明する。

 事件から5年以上が経っており、岡田氏も「この間、かなり時間がかかりました」としているが、最終的に結審に至り
「この問題はいろいろな途中経過があったにしても、最終的に結審に至ったということは、私は、中国側の努力に対しても
多としたい*と思います」と中国側の努力を評価している。

*価値の高いものと認める。ありがたく思う『goo辞書』より
ソース:http://yukan-news.ameba.jp/20130801-142/