>>440 つづき
衛藤補佐官「それは論理のごまかしですよ。募集において強制連行というのと、
例えば親から売られちゃったというのは、本人の意思に反している場合もあったでしょう」
吉見義明「しかし、それは違法行為であるということなわけですね」
衛藤補佐官「いえ。それだったら全部違法と書かないと、同じようなものが軍にあったよと。
それから、つい昭和30何年まで日本にもあったよと。それから韓国だったってまだやっているよと(略)」
吉見義明「いやいや。そうではないと思うんですね」
衛藤補佐官「募集段階の強制連行ということと、自分の意思に反しているけれども、
親に売られちゃったということを一緒にしちゃったら駄目です」
藤岡信勝講師「全然違うことをぐちゃぐちゃに混同しているんですよ」
吉見義明「いや。そうではないと思うんですね。前借金で縛って連れていくということも違法行為であると」
衛藤補佐官「いや。違法行為だと言っているんです」
藤岡講師「違法行為だったら、徹底的に追及すれば、その韓国人の業者を
摘発しなきゃいけなくなるんですよ。それやりました?」
吉見義明「いや。しかし、戦争中にそれをやる責任があるのは軍と総督府でしょう」
藤岡講師「だから、韓国がこの問題に消極的なわけですよ。そして親だってそうですよ。
それに子供を売ったのは違法だと言えば、親も加担しているんだから、
韓国人の多くのお年寄りを犯罪者扱いすることになるんですよ。そんなことできますか、あなた」
吉見義明は結局、それには答えず、沈黙したままだった。
http://dogma.at.webry.info/201306/article_1.html