>>1の続き
石田総局長は「もちろん検討した」とし、「ドラマへの出演により(視聴者が)政治的公平性に
疑念を持つかということで、そうではないだろうという判断になった」と回答。「ブログはだめで
機関紙はいいのか」という指摘には、「そういうことではない。書いてある中身とか、選挙の関わり方と
か、番組の中での役割がある」と説明した。
「NHKでは放送延期された出演者が民放では出ていた」と指摘されると、「民放には民放各社の
判断がある」とする一方、「NHKは疑念を持たれないよう、割と慎重に判断していると言えば
している」。さらに、エグザイルと渡辺さんとの「著しい違いは何か」と聞かれると、「著しい違いかは
分からないが、非常にはっきりとした格好でどの方を応援するかを言っているので、一般原則からいって
判断した」と切り返した。
記者側が「前の衆院選でブログチェックしたりはしていなかったと思うが」と疑問を呈すると、
「判断基準が変わったということはない」。さらに「赤旗は共産党支持の人が読む。ネットでは
不特定多数の人が読む。その違いか」と記者側が踏み込むと、石田総局長は「それは違う」と述べ、
「番組の関わり方とかをみて総合的に判断した」と繰り返した。
渡辺さんは赤旗で共産党を応援しているが、特定候補の名前には言及していない。NHK広報は
「それも判断理由の一つ」としている。
以上