中国国務院の参事で、国務院発展研究センター金融所の名誉所長である夏斌氏は15日、
「中国にはすでに金融危機の現象が存在しており、
政策担当者はできだけ早期に、いかにしてバブルを破り、すでに生じた損失を打ち消して、
大規模な爆発を回避するかを検討する必要がある」と述べた。京華時報が16日伝えた。
同日出席したアジア太平洋経済協力会議(APEC)加盟各国の工商業界関連のフォーラムの基調講演での発言。
夏氏は「現在の中国にはすでに事実上の金融危機の現象が存在する」と指摘し、企業や金融機関の倒産、
不良債権比率の上昇、経済の縮小などが金融危機と見なすことができると説明した。
(編集翻訳 恩田有紀)XINHUA.JP 7月16日(火)22時24分配信
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