サンフランシスコの空港で韓国のアシアナ航空の旅客機が着陸に失敗して炎上し、2人が死亡した事故で、
事故機が1か月前にもエンジントラブルを起こしていたことがわかりました。
この事故は現地時間の6日、サンフランシスコ国際空港で、乗客乗員307人を乗せたアシアナ航空の
ボーイング777型機が着陸に失敗し炎上したもので、いずれも16歳の中国人女性2人が死亡、182人がけがをしました。
事故から一夜明け、現場では、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会が調査を始めています。
「多大なご心配をおかけして申し訳ありません。深くおわび申し上げます」(アシアナ航空 ユン・ヨンドゥ社長)
アシアナ航空の社長は会見でこのように述べ、謝罪しました。
こうした中、今回事故を起こした機体が1か月前にも、同じサンフランシスコ空港でエンジントラブルを起こしていたことが
新たにわかりました。アシアナ航空によりますと、トラブルが起きたのは先月2日で、着陸には問題は無かったものの、
乗客が降りたあと、片側のエンジン部分から油が漏れているのが見つかったということです。
JNNの取材に対し、アシアナ航空側は「その後のフライトでは問題が無く、
今回の事故とは無関係だと思う」と説明しています。(07日23:45)
TBS系(JNN) 7月8日(月)1時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130708-00000004-jnn-int