夏の参院選が期間中初の週末を迎えた6日、逆風を受ける日本維新の会の本拠地・大阪に、
自民・安倍晋三首相(58)ら各党エースが揃って乗り込み“大阪夏の陣”が勃発した。
橋下徹共同代表(44)が東海遠征中の維新は、比例代表候補のアントニオ猪木氏70)が“留守番役”として立ちはだかり、
ゲリラ行脚による1万人握手(本人発表)で迎え撃った。
午後4時、維新の牙城を崩さんとばかり安倍首相がJR大阪駅で5000人(陣営発表)を集めた演説で喝采を浴びたころ、
猪木氏は大阪・難波でもみくちゃになりながら支持を訴えていた。「1万人と握手するぞ!ちょっと手が腫れてきたぞ!」。
同市内でゲリラ演説&練り歩き握手を展開した猪木氏は「俺をただのビンタオジさんと思ってないか!?」
と若者相手に外交政策などについて辻説法。
「俺はもう70歳、金も名誉もいらない。いま不思議な力が沸いている。もう一度、維新に風を吹かせる」と訴えた。
新党大地は応援団長の歌手・松山千春(57)が若者でにぎわう大阪・心斎橋で「橋下さんはなぜ石原慎太郎と組んだんだ。
バカじゃねえのか!」と気炎。民主も海江田万里代表(64)が大阪入りする中、猪木氏が闘魂を燃え上がらせていた。
デイリースポーツ 7月6日(土)20時0分配信 猪木氏 1万人と握手で維新に闘魂注入
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130706-00000064-dal-ent