【参院選】社民 0議席回避へ党財政ほとんどを選挙資金に 「民間ビルからさらに質素なところに引っ越す覚悟で臨む」

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1ハマグリのガソリン焼きφ ★
 前身の社会党時代には政権も担いながら、今や衆参議員を6人まで減らした社民党。今回の改選2議席を失えば、政党要
件の一つである、国会議員5人を割り込む。

 選挙区6人、比例代表3人の候補を擁立するが党幹部は「1議席も獲れないという危機感は少なからずある」。先月23
日の東京都議選でも議席獲得できず、世論調査でも支持は0〜1%台。現職のうち1人は引退するため唯一の改選議員とな
る又市征治氏を含め、全国を回るが「事態を好転させる頓服薬のような方策はない」(党幹部)と、厳しい現実に直面する。

 0議席に終われば社民党の“死”を意味するという自覚はある。あの世に金は持っていけないとばかり、なけなしの党財
政のほとんどを選挙資金につぎ込む。「党財政に占める選挙資金の内訳で言えば、3年前の参院選に比べ5割増し」と党幹
部。党勢の衰退で旧党本部の改修費用が捻出できず、民間ビルに移転したばかりだが「さらに質素なところに引っ越すくら
いの覚悟で臨む」と有り金はたいての選挙戦だ。

2013年7月4日 06:00 スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/07/04/kiji/K20130704006146770.html