【国際】日本で眼球ナメが流行していると世界で話題に[13/06/18]

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○日本で眼球ナメが流行!?世界に広がる大誤報

「eyeball licking」という言葉をご存知だろうか。eyeballは「眼球」、lickは「舐める」。つまり、眼球ナメという意味になる。

この単語がいま、全世界を飛び回っている。「日本の小学生の間で『眼球ナメ』が流行している」という記事を、
英ガーディアンなど海外の一流紙が書きまくっているのである。で、実際にグーグルで“eyeball licking”と“japan”を
検索条件で入力すると、出てくる、出てくる、その手の記事が。なんと8200万件もヒットした。

しかも、海外では、この流行を一種の変態プレーとして報じている。その結果、日本の小学校では「ものもらい」などの
病気が広がっている、と報じたメディアがほとんどなのだ。

日本人からすれば「エエ〜ッ?」ではないか。そんな話、聞いたことがない。で、日本在住のジャーナリスト、マーク
シュライバー氏が動いた。

日本眼科医会や日本学校保健会などに「実際に、そんな病気が流行っているのか」と確認したところ、いずれも
「聞いたことがない」と答えたという。

海外メディアのネタ元は日本のネットニュースが取り上げた「小学生の間で流行る眼球ナメ?」という記事だ。これを
まとめサイト「NAVERまとめ」から、JAPAN CRUSHというブログが英訳したあと、海外メディアが食いついた。

シュライバー氏はNAVERの親会社、LINE本社を訪ね、記事の信憑性を確認しようとしたが、受付で門前払いを
食らったと、こう話す。

「根も葉もない事実で日本人にヘンな印象がついてしまう。事実関係を確認せずに欧米の大メディアが記事にして
いるのもヒドい。イタズラ記事だよと、一部の海外サイトへメールを送りましたが、向こうの担当者には『別のサイトにも
載ってるのでやはり事実だと思いますよ』という返事をもらった。インターネットには、こういうウソがある。まるで
『一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う』ですね」

親日家のシュライバー氏は怒っている。日本人にしたって、こんなデタラメはすぐに訂正してほしい。

□ソース:日刊ゲンダイ
http://gendai.net/news/view/107840