日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が慰安婦発言をテーマにした生放送の番組内で「小金稼ぎのコメンテーター」と発言したことに憤慨し、
お笑い芸人の水道橋博士さんが「番組降板」を宣言したことを巡り、橋下氏が15日夜、自身のツイッターで「撤回します。すみませんでした」と謝罪した。
橋下氏は「小金稼ぎ」と発言したことについて、番組に出演していたジャーナリストの大谷昭宏さんや須田慎一郎さんの名前も挙げながら
「皆さん僕のいないところで人格攻撃をしてきたり、事実誤認に基づく批判をしてきます」「そのことが積み重なり小金稼ぎと言ってしまいました」と説明した。
謝罪の一方、水道橋博士さんの降板宣言については
「僕の場合には、どれだけ世間から批判を浴びようが『では辞めます』とは言えません。
コメンテーターの場合はそれが言えることを博士さんが示してしまいました」と批判。
さらに「僕は小金稼ぎと言いましたが、博士さんは相当高いギャラをもらっていたから怒られたと理解しております(笑)」と述べた。
橋下氏は15日に生放送されたテレビ大阪の番組「たかじんNOマネー」で、「有権者は冷静だなと。
小金稼ぎためのコメンテーターとは違う」と発言。
水道橋博士さんが憤慨し生放送中に席を立ち、カメラの前から消える一幕があった。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130616/wlf13061616090017-n1.htm