【国際】女子大構内でバスに仕掛けられた爆弾が爆発 女子大生12人死亡 22人負傷 パキスタン

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1西独逸φ ★
パキスタン南西部バルチスタン州クエッタの女子大構内で15日、バスに仕掛けられた爆弾が爆発し、
地元警察によると、女子大生12人が死亡、22人が負傷した。

また負傷者が搬送された病院に武装集団が立てこもり、治安部隊と銃撃戦となり、地元当局幹部や
看護師を含む8人が死亡した。

イスラム教スンニ派の過激派組織「ラシュカレジャングビ」の報道官が犯行を認めた。治安部隊による
掃討作戦への報復としている。同組織は国内少数派のシーア派を主な標的としており、クエッタで1月に
106人、2月に89人が犠牲となる爆弾テロを起こしている。

地元当局者によると、「サルダル・バハドゥル・カーン女子大」で、学生が帰宅するためバスに乗り込んだ
直後に爆発が起きたという。バスにいつ爆弾が仕掛けられたかは分かっていない。

クエッタでは昨年6月にも別の大学の通学バスが爆弾テロに遭い、学生ら5人が死亡、市民ら計約70人が
負傷した。シーア派の学生が狙われたとみられている。

一方、クエッタ郊外で15日、パキスタンの「建国の父」とされるジンナーが晩年暮らしていた家屋にロケット弾が
着弾し、建物が全壊した。この家屋は百パキスタンルピー札にも描かれ、同国で最も有名な建物の一つ。

州の分離独立を主張する反政府武装組織「バルチ解放軍」の報道官が地元警察に、ロケット弾による攻撃を認めた。

パキスタンでは昨年10月、女子教育の権利を訴えた少女マララ・ユスフザイさん(15)が下校途中、イスラム過激派に
銃撃される事件が発生し、国際的な非難を招いた。

ソース
nikkansports.com http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20130616-1143274.html