【国防】F35戦闘機 価格高騰+ソフト改良増額 日米、負担めぐり交渉停滞

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1そーきそばΦ ★
【ワシントン=佐々木類】航空自衛隊が導入する最新鋭ステルス戦闘機F35の調達方法をめぐり、
日米交渉が停滞している。米側の開発の遅れとそれによる価格高騰が主な原因だ。
中国がステルス戦闘機の開発を急ぐ一方、日本の防空網に穴があくことが懸念される中、
巨額の支払いにからみ交渉は難航している。

 日米関係筋によると、日本側は5月以降、開発遅れの原因となっている最終型ソフトウエア
「ブロック3F」の価格見通しについて米側に説明を求めた。

 近距離での空中戦に不可欠な短距離ミサイルを搭載できないソフトウエア「ブロック3I」から、
それを可能とする「3F」に改良する増額分を日米どちらが負担するか、事務レベルで交渉に乗り出した。

 だが、米側から回答は来ていない。日本側の来年度概算要求に支障が出始めているほか、
開発の遅れと完成見通しがたたないことから、今年末に策定予定の中期防衛力整備計画
(2014〜18年度)づくりにも影響が出始めているという。

ソース 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130614/amr13061407130001-n2.htm
航空自衛隊の次期主力戦闘機となるステルス戦闘機F35A(米ロッキード・マーチン社提供、共同)
http://sankei.jp.msn.com/images/news/130614/amr13061407130001-p1.jpg
(続)
2そーきそばΦ ★:2013/06/15(土) 02:22:04.54 ID:???0
 日本政府はF35について、日本の会計年度で12年度に1機102億円で計4機、
13年度は1機約150億円で2機調達するとし、予算を計上。しかし、
米国の14会計年度(13年10月〜14年9月)国防予算案でF35Aは1機当たり約1億9000万ドル(約179億円)に上る。

日本が最初に調達する4機のF35Aは米国の14会計年度で計上した機体に該当、1機当たり77億円の4機分の
差額計約308億円を日米どちらが負担するのかが、改良の増額分と合わせて焦点になっている。

 日本政府が次期主力戦闘機としてF35を選定した11年12月時点のレートは1ドル=約78円。
急激な円安も価格上昇と調達計画に追い打ちをかけている。(終)