【生野通り魔】
「日本人なら何人も殺そうと思った」 逮捕の男が供述 府警が捜査本部設置
大阪市生野区新今里で60代の男女2人が次々と刺され、重傷を負った事件で、
殺人未遂容疑で逮捕された無職男(31)が「何人も殺そうと思った」
と供述していることが21日、大阪府警への取材で分かった。
府警は通行人を無差別に狙った通り魔事件との見方を強め、生野署に捜査本部を設置、犯行の経緯を詳しく調べる。
捜査本部によると、刺されて重傷を負ったのは、同市勝山北の毎日新聞配達員、
川口修一さん(61)と同区新今里のビル清掃員、越智美智子さん(63)。
川口さんは腹など数カ所、越智さんは腹や背中など数カ所を刺された。
男はまず雑居ビルの1階で朝刊の配達中だった川口さんを襲撃。
さらに約150メートル離れた路上で、歩いて出勤途中の越智さんに切りかかった。
男は逮捕後の調べに「生粋の日本人なら何人も殺そうと思った」と供述。
越智さんを襲った際も「『生粋の日本人ですか』と尋ねたうえで刺した」
などと意味不明の言動を繰り返しており、府警は刑事責任能力を慎重に調べる。
msn産経ニュースwest 2013.5.22 12:04
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130522/waf13052212050018-n1.htm