盗品とみられる貴金属を転売し収入を得ていたにもかかわらず、
生活保護費約48万円を不正受給したとして、京都府警捜査3課などは10日、
詐欺容疑などで京都市伏見区の無職、村岡恒平容疑者(50)を逮捕した。府警によると、
盗品売却によるとみられる利益を収入ととらえ、生活保護の不正受給事件を摘発するのは、全国的にも珍しいという。
逮捕容疑は、貴金属を売却して収入を得ていたにもかかわらず「無収入」と偽り、
平成24年3〜6月分の生活保護費計約48万円を不正に受給するなどしたとしている。
府警によると、府内で連続発生した空き巣事件の捜査で、
村岡容疑者が24年2月に生活保護を受け始めて以降、貴金属買い取り店などで
盗品とみられる貴金属を数回にわたって計約170万円で転売していたことが判明。
府警はこれを「収入」とし、保護費を不正受給していたと判断した。窃盗容疑の適用も視野に捜査している。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130610/waf13061022560031-n1.htm