【訃報】作家のなだいなだ氏　８３歳

　
精神科医の体験に裏打ちされたユニークな文筆活動で知られた作家、
なだいなだ（本名・堀内秀＝ほりうち・しげる）さんが
亡くなっていたことが８日分かった。

　８３歳だった。

慶応大医学部卒。フランス留学後、同大病院などに勤務。その一方、
同人雑誌「文芸首都」に加わり、「海」などで６度、芥川賞候補になった。
スペイン語で「無と無」を意味する「なだいなだ」のペンネームで小説、
エッセー、批評などを発表。鋭い文明考察とユーモアあふれる文章で、
幅広い執筆活動を続けた。作家で精神科医の北杜夫さんとの親交も深く、
医師としては、日本のアルコール依存症研究の先駆者だった。

　１９６９年、「娘の学校」で婦人公論読者賞。７０年、
「お医者さん」で毎日出版文化賞。フランス人の妻との間に生まれた娘たちに
人生を語りかけた「パパのおくりもの」や「人間、この非人間的なもの」「権威と権力」
「老人党宣言」など多数の著書がある。

http://news.livedoor.com/article/detail/7750035/

中国政府は転生を認めてないんだっけ。
フリーチベット！

カルテの余白

高校生の時受験勉強の合間によく読んだな合掌

反対から読んでも、なだいなだ

誰

>>5
反対から読んだらだないだな。

こども電話相談室によく出てた人？

堀内先生お亡くなりになったか、
学生の時、バイトしてた都立病院で診療されてたな。

無そして無
南無阿弥陀仏

アル中のカリスマ

だいたい寿命っすね

気違い部落周遊記の人・・・　ではないか

スペイン語だというのは初めて知った

70年代のイメージ

70年代は夢があったな

北杜夫、遠藤周作、安岡章太郎とか読んだけど、この人のものは読んだ事ない
何でだろ、北杜夫の中には出てきたようだけど、他の人のには無かったからかな？

教科書で読んだ記憶が。
６日まで自分のブログ書いてるんだ。合掌

こども電話のなだいなだ先生亡くなったか
無着成恭先生は元気なのかな？

なだ い なだ スペイン語なんやで これ

木の葉のこ

名前だけは知ってるからたぶん子供の頃に読んでたんだと思う。

スペイン語で何も無いだよな

逆から読んでもなだいなだ！

名前だけは知ってた
たぶん本は買ったこと無い

北杜夫のエッセイでよく出てくる方だったな。評論とかの印象も強い。お誕生日に亡くなられたのですね。お疲れ様でした。

だんだだん
もろもろおか

おっちょこちょ医だな
もうとっくの昔に亡くなってる人だと思ってた

のこいのこ

アルコール依存症を研究してた人か。この人自身文学依存症だったのも有名なんだよな。

nada y nada

>>20
なだ　いなだか
なだい　なだのどっちかとずっと思ってた
両方違ってたんだなｗ

「なだいなだに3000点」

だらいらまに似てるな

歴史上の人物だと思っていた

中学生の頃、片目の哲学とか数冊読んだなあ。
若い頃は、自分と他の人と比べてどうのこうのって思うけど、年を取ると
比べる物差しが他人から昔の自分になってくるって言葉が印象に残ってある。
合掌。

エッセイは好きだった。
政治活動始めてからはドン引きだった。
「やめてくれ〜」って思ったわ正直。

合掌

「無だ否だ」から「ナだイナだ」とつけたと聞いていたのだが。

この人の最後のコラム読んだら面白いな。この人、キャピタルゲインについては
知ってるようだけど、インカムゲインのこと知らなかったんだろうな。
文壇の世界で影響力がある人は、しっかり経済、会計、経営の知識を得てから
こういうことに言及しないとダメだぜ
http://www5.ocn.ne.jp/~nadashig/page008.html

ご冥福をお祈りします。


　　　　　関わりのあった者より。

ご冥福をお祈りします。

ラジオでいい話してたんで印象に残ってたんだが、2ちゃんねるでネトウヨが叩いてたな

>>34
たらいそばにも似ているな。
ttp://image.space.rakuten.co.jp/lg01/82/0000566782/74/imgf458ca2azikdzj.jpeg
ttp://image1-3.tabelog.k-img.com/restaurant/images/Rvw/14780/320x320_rect_14780392.jpg
ttp://image1-3.tabelog.k-img.com/restaurant/images/Rvw/304/304595.jpg

アンパンマンはどうなるの？

作家だの先生だの
ゴミみたいな文章書き散らかしといてでかい顔すんなや

ましゅけなだ

.小沢昭一が麻布中学の同期だったね

このはのこ

もったいないから精神科医つながりで斎藤 環が二代目襲名しちゃえよ

(^｡^)まめいなだ

ペンネームを逆読みしたら
ダライ・ラマみたいになるのな

いだいだな

十数年前、大学１年の夏休みに『お医者さん』を読んだが、軽妙な語り口で楽しい本だった。
ご冥福を

合掌

>>39
典型的な資本家が悪いと連呼する古い左翼リベラルたわな

一時期この人の本読みまくってた
おもしろかった
いつお亡くなりになったんだろう
今日は誕生日だから発表しただけで実際はもっと前になくなってたんだろうね
合掌（-人-）

茶川賞6回落選www

>>56
僕もこの方の文章が好きでした。
最近まで文章を執筆されていたので驚きました。

合掌

>>57
チョンの小娘ならガランドウでも取れるのにな

なだいだなかだないなだ

東京の放射能で有名人しにまくり

のこいのこかと思った

先輩夫婦のマンションに遊びに行ったら
同じ階に２軒ぶち抜きで住んでいるような話をしてた。

合掌

チベット独立できるといいな

左翼

>55
典型的な資本家?

マジかよ・・・

>>2
それダライラマ。

筒井版「悪魔の事典」
なだいなだ＝どっちだ。が印象的

欧米のアルコール依存症研究を日本に持ち帰った人

北杜夫のどくとるマンボウ航海記に出てくるな

>>39
5月28日までこの程度の文章書けていて、二週間足らずで
死んでしまうんだな。人の命は儚いね。

配当金とか、株式市場のよってきたる所以とか、そんなことを
知らないのは構わないけれど、こういうサヨク系の人は、何かと
偉そうだよね。なんでそう上から目線なんだって。

サヨク＝上から目線のアホ、ってのが俺の感想だな。

>>72
こういう連中が社会を動かしていたのだから、そりゃ日本は傾いて当たり前だわね

らさわらさ氏、かしわかし氏、まちはまち氏らの奮闘に期待する

案の定のｳﾖｶﾞｰｻﾖｶﾞｰスレ

初期短編に北杜夫モデル南って名前で出てくるな
関係ないけど一度勝ちを譲ったら2度とそいつに勝てなくなったレーシングドライバーの話覚えてる

>>75
昔の文化人って、基本的に共産党員かその支持者なんだよな、黒澤明にしろ手塚にしろ
まぁ、そういうのを無視して語るわけにはいかないだろう

のこいのことなだいなだはいつもごっちゃになる

（　´�D｀）ノ＜優しくて綺麗な文章を書く人だったな。
　　　　　　　　ご冥福をお祈りします。

加藤諦三ってカスの方に亡くなって欲しいわ
精神科医でも心理士でも無いのに
断定的な事を書いて心理学の棚に置いてあるから
一般人に誤解を与え過ぎ

>>68

ありがとう！　１時間半の間ずっとつっこんでくれるの待ってたんだ

（本名・堀内 孝雄さん）

>>77
世代的に言うと、宮崎駿までがぎりぎり心情左翼だな。
それ以降の世代でサヨクやってる奴は、例外なく低能。

おれもときどき考えるんだけどねぇ。あの時代に生まれて、
社会正義に目覚めたら、おれもサヨクになっていたのかなぁって。
今の時代でサヨクなのは、キチガイか朝鮮人だけだけどね。

まぁ、なださんは、エリート意識の見せつけが鼻についたけど、
良心的な人だったと思う。そしてあの時代の良心的な日本人は、
サヨクにならざるをえなかったんだな。

魚偏に秋

>>1
>>「海」などで６度、芥川賞候補になった。

芥川賞って新人の１回限りの賞かと思ってた

誰？

>>69
「乱調文学大辞典」だったと思います

>>83
あの時代ってのはマルクス主義に依拠した「人類の進化」を信じられた幸福な世代だったと思う
今の時代というのはとにかく競争による淘汰をベースとした「新自由主義」がエリートの拠り所だもんね

ひろゆきだのホリエモンだのが今のエリートや知識人階層の分かりやすい例じゃね

この世代にありがちな無自覚なサヨク・リベラルの人かな？

数学者の森毅とか、この人とか、北杜夫とか。

森毅、へらへらしながら、「ええがな、ええがな、自由なのが一番ええねん」とか。

後、大江健三郎は確信的サヨクだな。こっちの方が早く逝って。

:やなぎなぎ

晩年はかなり左翼傾向を全面に出していたけど、
若いころは、そういうことを表に出さずに
軽妙な語りで、世の中の常識というもののおかしさを解説してくれてたよ


こういう、本当の意味で頭の良い人って
いまの時代にはいないね

>>88
クチビル様や前科ブタが「エリート」だとはとても思えないけれどｗ
今の時代のエリートは、ポリティカルには無味無臭で、グローバルな
活動では能力を発揮する、そんな感じじゃないかな。

というか、教育の崩壊で、日本に今、エリートと呼べる人間がいるのかって
感じだが。なだいなだとか北杜夫とかは、フランス留学組で、たしかに
社会の中では頂上にいるエリートだったけれど。

うじきつよしって今なにしてんの？

教科書に載ってたから知ってる

>>92
金を稼ぐかどうかしか評価軸が無くなったのも今の時代の特徴ですな
昔みたいにインテリゲンチャ的な価値観自体が、彼ら自身がやってきたことによって自爆してしまった

「強欲は世界の合言葉」がグローバルな価値観の最も分かりやすい価値観なんだよね

>>89
いいだもも？

ペンネームを平仮名にしてる作家は読まなことにしてる

>>95
いや、まさしくあなたのおっしゃるとおりですよ。
教養というものがどこかにいっちゃった時代だと思う。

おれは社会をリードする人間は、「右のポッケに文学を、
左のポッケにゃ経済学」、みたいな人のことだと思うんだけど、
そういう人材はもう枯渇しましたね。

合言葉は「強欲」。そういう時代ですね。

バームクーヘンってドイツ語なんだってな

歌手じゃなかったっけ？と思ったら
のこいのこさんとごっちゃにしてた

後、よく似てるのが加藤周一かな。

ま、岩波系文化人でくくれるでしょう。

俺も、昔は岩波本しか読まなかったが、いつの頃から岩波本は
一切読まなくなった。
最近買った唯一の例外は、「岩波　数学辞典　第４版」だけだな。w

>>98
昔の左翼も今の左翼も結局は、「国家からの解脱」を解いてるのも同じだと思いますよ

昔の左翼は「国民が市民に解脱する」ことを夢想していた、「国家の上に市民を置く」発想だった
今の左翼は「国家の上に市場を置く」、国民を強欲なグローバル資本が駆逐することで成立するというものですね

だから、今の左翼としてのホリエモンの言ってることは非常に分かりやすいですよ

中学の時に、スーパーファミコンでマリオが死ぬ時の音楽の人か…
ﾃﾚﾝﾃﾃﾚﾝﾃなだいなだ…

あんたら恥さらし罪深権力ら輩らのために他人の年月あらへんねん
消化でけたらほじくり返し
要はあんたらの暇加減に醜い心が問題
わかりますかあ
しらばっくれ罪深恥さらし権力さんらよ
いい加減気づきいな あんたらの罪深い醜い心をよ
minaotehonより
あ〜んな風に作り繕い気に入らん人間精神衰弱させ計画的にウサ晴らししはんねんや あんたらはと煮え繰り返るだあけ

>>101
むかし、大学の教授が「君たちは新書しか読まん！」と学生に
怒ったという話があるが、原書はちょっと敷居が高いにしろ、
新書ですら今では軽すぎる内容ばっかりだものね。

岩波を読んでこそ、という文化はとっくにどこかに消え去ってしまった。


>>102
なるほど。

国家や伝統といった、個人を縛るものから抜け出したいタイプの
人間が、その手段として「市場」を持ち出しているのが、今の時代
なんですねぇ。

>>101
古い岩波新書を古本屋で立ち読みしたら、「朝鮮戦争で南朝鮮の方が攻め込んで、開戦した」と書いてあったw
他の日朝関係の本を読んだら「日韓基本条約で慰安婦問題は終わってない」という記述が…

極左に偏向しすぎだ。

だないだな

>>105
知識人やエリートが夢想することは昔も今もそういうものだからな
彼らの全能感の表明に他ならない、その表出が昔はマルクス主義ベースの「市民」で、今は「市場原理」になってる

>>106
昔は南朝鮮は悪の軍事独裁国、北朝鮮はそれに立ち向かう善玉国家だったもんね
まぁ、当時の韓国も今と変わらない悪い国だったけど、かといって北朝鮮が善玉な訳じゃないんだよね

中国がバラすまで、左翼は朝鮮戦争は南が始めたと言ってたんだよな。
一事が万事、歴史捏造が左翼のお得意技。

>>13
節子それきだみのるや
>>80
サルまん思い出したわｗ

ＴＮ君の伝記は子供の頃読んだ本のなかで記憶している

なだみたいな人の事を知識人と言うんだと思う

北さんの何か
で読んだが、この人医学生のときに一切ノートしないで、
講義聞くだけで全部本当に覚えてしまったらしいぞ

人間こそ非人間的なことをすると逆説的なこういうヘソの曲がりっぷりが好きだったなｗ

>>113

それは、デリダが言った脱構築のパクリでは？w

十代の頃エッセイ読んで面白かったな
思想的には典型的な戦後知識人的左翼だったけどまぁ時代的に仕方ないかな
ご冥福をお祈りします

そんな歳の人だったのか。
「新聞テレビは少年犯罪のことでやかましいがデータを見ろ、
戦後からずっと減り続けているじゃないか」と、だいぶ前に
書いてたっけな。

人間は考える葦、は名言だった

>>5
hahaha

>>117
節子それパスカルや

げいめいをひらがなひょうきとかろくでなしのするこった　いいだももとか

なだいさん、ご冥福をお祈りします

なださん

だれ？

たしかこの人が書いた「おっちょこちょ医」って小説を中学生の頃に読んだ。
タイトルと違って国家vs革命軍みたいな話だったような。

名代灘

>>115
＞典型的な戦後知識人的左翼

いまで言ったら、テレビに出てる東浩紀とかいうキモイ奴ですか？

ご冥福をお祈りいたします。

>>61
死因は、膵臓がんだと思うけど、放射能と関係するの？

おまえらがけなすからブログを読んでみたらおもしろいじゃないか。
おまえら誘導うまいな。

なだいなだ
やなせたかし
つかこうへい
いまだとちゅう
↑
みんな紛らわしいな。

灘井 灘

なにもない

教育問答とか読んだ人いますか？あれは本当に名著だよね

もっと有名になったら、『なだ ぶり』に改名する気だったんだろうか

>>134
とりあえず先に「なだ　わらさ」になってから様子見だったろうな。

>>69
乱調文学大事典だろ

のこいのこ

ミンスマンセーワロタ

http://www5.ocn.ne.jp/~nadashig/page020.html#20090831
選挙の結果を見ての感想です。
ぼくたちがやろうとしていたこと、（自公を退陣させること、しかも徹底的に敗北させること）は実現しました。
それが第一ですが、その他にも、この選挙にはどのような意味があったか、考えてみました。

戦後六十五年経って、首相を有権者の投票で直接に決めることができました。

世間知らずの甘ったれバカチンやなぁ、こいつは、お前らが搾取する側って自覚なさすぎｗ


http://www5.ocn.ne.jp/~nadashig/page020.html#20090804

老人党を立ち上げたのは、老人が馬鹿にされているのを感じた怒りからでした。
しかし、ただ怒りを相手かまわずぶっつければいいというもではありません。
掲示板にはそういう八つ当たり的なものがかなりあります。目的を達するには回り道することも必要です。
目的地が目の前に見えているからといって、真っすぐにすすめばいいわけではない。
目的まで何が障害になるか地形を観察するのが第一です。

合掌(-人-)

>>137
CD買ったわー

なだいなださんの意見→
新聞でなんにでもコメントしてた
今で言うとやくみつるみたいな人か

こいつは共産党員です

手塚治虫が「日本共産党を支持します」とか
選挙ポスターに出ていたのもこいつのせいです

子供電話相談室にでてた。この人の対応はかなり好き。

老人力とか言って、若年者の職を奪って老人の奴隷にしろ、とかひけらかしていなかったっけ？

おもしろかった私のベスト5

クレージイ・ドクターの回想　文春文庫
パパのおくりもの　文春文庫
しおれし花飾りのごとく　集英社文庫
カペー氏はレジスタンスをしたのだ　集英社文庫
おっちょこちょ医　集英社文庫

>>145
老人力は赤瀬川じゃね？

>>143
老人党宣言は共産党宣言のパロディなんだろうな。
こういう左翼がウンコのようにいっぱいいたのが戦後の言論界。

人間は当たり前だがみな死ぬのだな

こういう戦後左翼がばらまいたデタラメを正していかねばならない。

香山リカはみたいなもんか

>>143
あの世代の文化人や学者や弁護士や舞台人は左が多い
三國や納屋や大滝も共産党支持者
珍太郎や小田晋や板倉宏が異常なだけ

やなせたかしと間違えてビビった

友近と付き合ってたよな

>>146
クレージイドクター、パパのおくりもの、おっちょこちょ医は読んだわ
丁寧な文章で、面白かった気がする少なくとも一時期は作家名で探して読んでたなあ
もうあんまり覚えてないけど、精神科医ってものを初めて認識したというか
20〜30年前って気違い病院とか黄色い救急車とかそういう認識レベルだったもんな

>>152
ガチ共産党員ばかりだもんな
それくらい日本の戦後というものは共産主義、マルクス主義の影響が大きいわね

「人類の革新」を願っていた純粋な人達の時代と言えるのかもしれないが

知らないのに語りたがるID:0ope2Aic0のような人の精神を分析してほしいね

「心の底をのぞいたら」という中高生向けの心理学入門を小2で読んでたよ。

このはのこいのこ

　
なだいなだ
やなせたかし
いずみたく

ひらがな名前紛らわしいよ

灘嫌だ　なんたらいなんたら　稲田ナダ　

お酒の神様「いなだ姫」にあやかった説はないかな。

>>71
壁を駆け上がろうとして骨折したとかアオタコロイノナな逸話が色々あったような

>>146
自分は「こんにちはじいさん」も好きだった。
良い短編を書く作家だった。

今は、ああいう短編メインの作家って
出にくいのかな。


慶応の精神科の医局で
北杜夫（北さんは出身は東北大だけど医局は慶応）の先輩だった。
同世代に、東大の精神科の医局に加賀乙彦がいて、
精神科医兼作家ってことで
この3人は仲が良かったらしい。
（ちなみに加賀さんもフランス留学経験があって、このときの給費留学の試験官が
慶応の精神科教授の三浦岱栄（北さんの「どくとるマンボウ医局記」のカンガルー教授）だった）

まだ若いと思ってたのに・・・。

　♪君の瞳は10000ボルト！

>>146
それ、全部読んだ。

私はれとるとが印象に残っているな。

なだいなだ
北杜夫
遠藤周作
星新一
厨房の頃コンプ目指して乱読したな。

皆天国いっちゃってしまった
（´・ω・｀）

次は30年代の筒井康隆世代か…

うわあ
この人の本ブックオフで買ってきたばかりだよ
こういうのって何か引力みたいなのが働いてるのかなあ

下から読んだら違った

患者さんで絵を描く人がいて
その人は病んでいる時に書く絵が秀逸で、影だけを使って描くとかで
それが斬新で仕事をもらっているイラストレーターだったかなんだけど、
治ると普通のありふれた絵しか描けなくなって
先生どうしましょう、って話があったことだけ覚えている
本当に、こういう場合どうしましょう　ってなんか、なださんも書いてた気が

これが、6月6日に最後の更新のあるブログか。
http://blogs.yahoo.co.jp/nadashigbaka/folder/159520.html


６月６日　
　脈拍だけ１３０　台血圧上下はまあ平常。痛み止めに頼る生活だ。
　月末、フランスに行って、そこでフランス語で最後の講演をするつもりだったが、
どうもこの状況では、難しくなってきた。講演のテキストを準備して向こうで配ってもらおうと
思うのだが、その翻訳の中で、コモンセンスの訳として作られた日本語常識なのだが、
もう元には戻れない。さりとて、新しい言葉にぶつからない。フランス語にぴったりしたことばが
ないのだ。
あまりにも進化して、コモンセンスにもどらない。
訳してもらおうと思うアイノコの長女にもよく分からないといわれるしまつだ。
ただ、かなり体の状況が厳しいことになって来た。

精神科医のなだいなださん死去
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130609/k10015176691000.html
6月9日 14時38分

アルコール依存症の研究の先駆者として知られ、エッセーや小説など作家としても活動した
神奈川県在住の精神科医、なだいなださんが亡くなりました。
８３歳でした。

なだいなださん、本名、堀内秀さんは昭和４年、東京で生まれ、慶応大学医学部を卒業したあと、
フランスに留学し、精神科医としてアルコール依存症の治療について研究しました。
昭和３０年からは作家としての活動も始め、スペイン語で「何も無いと何も無い」を意味する
「なだいなだ」のペンネームで『娘の学校』や『お医者さん』などのエッセーや小説を発表したほか、
社会情勢についての評論も行いました。さらに、平成１５年には、インターネット上のバーチャル政党
「老人党」を立ち上げ、「老人を含む弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくるために行動しよう」
と広く呼びかけて話題になりました。
なだいなださんは、出版社のＰＲ誌にコラムを連載するなど、最近も執筆活動を続けていましたが、
自身のブログではがんを患い、闘病していることを明かし、最後の更新となった今月６日の記事では
「痛み止めに頼る生活だ。月末、フランスに行って、そこでフランス語で最後の講演をするつもりだったが、
どうもこの状況では難しくなってきた」と記していました。

>>164
あ、訂正。
北さんのほうが先輩だったorz

おぎやはぎ

おっちょこちょ医が好きだった。

なだいなださんのおかげで、ご先祖が松浦党と知った。
ありがとうと
ご冥福をお祈りします。

教科書に載っていたなだいなだのエッセイがよくて今でも覚えている。

夢をみた海賊
猫と海賊
２冊も書いて頂いた・・感謝です。
ご先祖を２冊で紹介してくれたので
国土交通省と国会図書館の先祖の記録の小笠原探検と日本発の領土問題で小笠原命名の経緯で
母親のルーツが阿波小笠原氏方と知った・・
複雑な心境・・

更にもっと前のご先祖の松浦（安倍）太郎高俊の心境が分かった。

更に更に、もっと前の奥州安倍氏の安倍宗任の心境も同じだったと分かった。

父方と母方が代々対立する家系とか、ドンだけハムレット

子供でんわにでてなかった？？？

>>152
右翼ってただの思考停止だから。
明治政府が作った価値観で止まってる。

>>183
それはただのイメージ

葬式にはアメリカ人ギタリストの
スティーブ・スティーブンス氏も出席予定

2013年墓銘録（1）
大谷幸夫（建築家、1/2）、高野裕良（元巨人投手、1/2）、佐々木久行（プロゴルファー、1/3報道）、石川洋（NHKアナウンサー、1/6）、鳥居民（歴史家、1/4）、
片山利弘（写真デザイナー、1/9）、原哲男（コメディアン、1/11）、瓦力（元自民党代議士、1/13）、大島渚（映画監督、1/15）、豊田龜市（少年サンデー初代編集長、1/10）、
東家三楽（浪曲師、1/15）、大鵬幸喜（大相撲第48代横綱、1/19）、柴田トヨ（詩人、1/20）、鈴木文彌(元NHKアナウンサー、1/20)、常盤新平（作家、1/22）、
中嶋宏（元WHO事務局長、1/26）、亀山助清（声優、1/26）、安岡章太郎（作家、1/26） 、4代木村正直（大相撲行司、1/29）、加藤寛（経済学者、1/30）
今邑彩（ミステリ作家、2/上旬）、12世市川團十郎（歌舞伎役者、2/3）、江副浩正（リクルート創業者、2/8）、高野悦子（岩波ホール支配人、2/9）、鳩山安子（社会活動家・鳩山兄弟の母、2/11）、
殊能将之（ミステリ作家、2/11）、本郷功次郎（俳優、2/14）、東條由布子（著述家・東条英機の孫、2/13）、岩田慶治（文化人類学者、2/17）、本多知恵子（声優、2/18）、
飯野賢治（ゲームクリエイター、2/20）、光本幸子（女優、2/22）、大塚道子（女優、2/26）、嶋村カオル（声優、2/26）
平井豊光（エイシン冠の馬主、3/2）、須藤薫（歌手、3/3）、松永碩（サッカー日本代表元選手、3/4）、納谷悟朗（声優、3/5）、石坂まさを（作詞家、3/9）、
山口昌男（文化人類学者、3/10）、滝下毅（声優、3/10）、北原亞以子（小説家、3/12）、登川誠仁（沖縄民謡歌手、3/19）、田中宥久子（ヘアメイクアーティスト、3/19）、
萩原宏久（元高校野球監督・巨人トレーナー、3/23）、坂口良子（女優、3/27）、長石多可男(映画・テレビ監督、3/31）

2013年墓銘録（2）
マグチノボル(ライトノベル作家、4/4）、大友工（元巨人投手、4/12）、三國連太郎(俳優、4/14)、西沢利明(俳優、4/11)、匣咲いすか(漫画家、4/22報道)、
島森路子（広告評論家、4/23）田端義夫(歌手、4/25）、佐野洋（ミステリ作家、4/27）、内藤博文（元巨人内野手、4/29）、牧伸二（コメディアン、4/29）
中坊公平(弁護士、5/3)、間部耕苹(元日本テレビ社長、5/7）、小田晋（精神科医、5/11）、夏八木勲(俳優、5/11)、中井太喜（ラグビー選手、5/12）、
相澤秀禎(芸能プロダクション経営者、5/23) 、長門勇(俳優、6/4) 、なだいなだ(作家・精神科医、6/6)

>>181
ロミジュリでは

>>186-187
歌丸師匠が入ってないじゃないか

>>188
気づかなかったww

高校の先輩だ。合掌。

佐藤さとる、三上寛、段田男は、存命中だな。

老害が逝ったか

>>173
三途の川を渡るなだ氏の心境
なだ「また北の後輩かよ」
北「もうきやがったのか」

合掌。

なだいなだしんだなだいなだ

なだいなだ
のこいのこ
たかたかし

>>37
同じこと思ってる人がいた・・・

エッセイは好きでした

ダライ・ラマに似た名前だな

北杜夫がエッセイで、留学中のなだいなだに「フランスで恋人できた？」と訊いたら
「日本人なんかもてないですよ」と言ってたのに結局フランス人と結婚しやがった、みたいな話してたなあ
なだいなだは数冊だけど十代の頃に読んだことのある作家がどんどんいなくなってくわ

なだいな　だ
なだい　なだ
なだ　いなだ
な　だいなだ

「な　だいだな」がカッコいいので採用。
Na Dynada

>>167
オマエはオレか

小学1年の頃、なださんの監修したマンガ入りの本を読んだような…。合唱

意外に年いってたんだなって感想。
慶大出って斎藤茂太とか作家が多いな。

誰？

俺だよ

元々はアル中の専門医じゃなくて、
組合を作って院長と対立したから左遷されて久里浜に行ったとか書いてあったな。
解放病棟も解職される目的でやったとか。

>>202
あったねえ。子供心に変わった名前だと思った。
もう一人が無着成恭さんではなかった？

昨夜 錦糸町のラーメン屋で一緒に豚骨背脂ラーメン大盛り食ったのに……
死んだの？ あらら

レオ＝レオニ

みたいだな

>>203
モタさん、慶大出じゃないぞ。

大学のフランス語の先生がなだいなだの奥さんだった。でも俺は全然喋れない。

カラス・カラス みたいな。

このニュースはだないだな・・・

>>191
>高校の先輩だ。合掌

吉行淳之介
奥野健男
山口瞳
北杜夫
皆いなくなったな

だらいらま　とは違うのか

ナダ・イ・ナダだったのか。
名字がなださんかのと思っていた。

この人無神論者でサヨク的な価値観の人だったのかｗ　ちょっと良く無いな

まだ生きていたのか
やっぱり日本人て長生きだな

>>34
はらたいらにもにているぞ

過去にはこんな発言↓も。

不特定多数の異性交渉が白血病の原因に」…精神科医のなだいなださん発言
http://news.livedoor.com/article/detail/7382161/

上から読んでも下から読んでも
なだいなだ

日本国内では、馬鹿ネトウヨどもがこうやって必死に、
日本は良い国、世界で好かれてる、
とウソを垂れ流す。

しかし、現実は、逆。

ロンドン・オリンピックの開会式で、
日本だけ
追い出された、という客観的な事実がある。

あれがミスなら、再入場させることは簡単にできた。
でもさせなかった。
意識的に、計画的に、日本だけ排除したわけだ。


ジャップは嫌われもんなんだよ。
あたりまえだろ。
東アジア、東南アジアその他で、
鬼畜のような所業をしながら、
それを認めず、挙げ句の果てには、被害者を罵倒するような糞国家なんだから。

>>83
・・・・・と、十年引きこもってるニートが
上から目線で愚説を垂れ流して悦に入ってます wwww
馬鹿の見本ですね wwwww

>>98
合言葉は、
ナショナリズムしか理解できない馬鹿ネトウヨです wwwww
このバカどもに発言させてはいけません。
全員、抹殺です wwwwww

>>83
意味わからんは
宮崎に影響受けた人はいっぱいいるわけだし
そっから本読んだりすれば、ネトウヨになることはないしな

中学生の時に『TN君の伝記』の読書感想文が文集に
載っていた。大人になってから、TN君は中江兆民
(中江篤介）だと知った。子供の頃に中江兆民との
出会いをさりげなく用意する家庭環境がうらやましいと
思う。

まぁ、今に至るまで『TN君の伝記』は読んでいないんだけどね。

佐藤さとるさんの作品はすごくいいよ。

たこ、いか、なだ、いなだ

>>83
>>224
宮崎駿の影響をモロに受けている世代だけど俺は左翼でも「サヨク」でも無いよ。
右に行きすぎた人から見れば左にいるだろうけど。

>>44
やなせたかし

若い頃読んでた人がほとんど亡くなってしまった。時の流れを感じるよね
あとは筒井康隆だけか。。

>>230
まど・みちお
陳舜臣
瀬戸内寂聴

世代はかなり下がるが、

清水義範
新井素子

子供の頃読んだ世代はまだまだ活躍中。

医者のエッセイものとして、唐突に見川鯛山を思い出したが、２００５年に亡くなってた…

>>170
そのての話は精神病ではよくあるみたいだね。
精神異常の１５歳ぐらいの子が驚異的というような画才を発揮
してたんだけど病気を治すと画才も消えてしまったって番組を
みたことある。

政治的な発言には全く興味が無かったが、
トラウマを克服するのにこの人の論理的思考を使わせていただいた。
外部的なものは兎も角人間の精神的な有り様、
自分の真の姿、仮面の本質については善く書かれていたと思う。
（ま、アルコール中毒は飲酒の問題だけじゃなくて依存体質の問題なので
その個人の精神の質についての言及は当たり前だが当時新しかった）

しかし転移発見から約一月…早すぎじゃないか？
ご老体だからガンの進行そのものはそれ急性ではないと思うので
おそらく体力低下から来る衰弱死だと思う。
某たか●ん氏もそうだが日本のガン治療は体力を殺ぎすぎる。
叔母もたった１ｍｍの初期のガンだったのにガン治療の三ヶ月で骨と皮になった。
体力のある初期の30代でも死の極限スレスレに落ちるまできつい薬を使う。
宿主を殺してしまっては何にもならない。
ガンではなく衰弱の上立てなくなりコロリといくという話が非常に多くなってるので
特に延命の目的のについては適度に病巣を抑えつつ体力を残し質の高い生活を目指すという治療を目指して欲しい…
…というのをなだ氏に唱えてほしかったが。
まぁ高齢でもう気力も無かったのかなぁ…。

なだいだな
にしなかったあたりに作家としてのユーモアの無さを感じた
ご冥福をお祈りします

>>2
なんでそんなに速く思いついて速く書けるわけ？

nada y nada

ナダイナーダ

なだいなだ

ブログを見ると、今月末にフランスで講演予定だけど体調的に厳しそうだ、というのが
最後の記事なんだね
高齢とはいえ急だな…
>>234
うちの母は初期ではないガンの切除手術をして10年以上経つんだけど
そういうきつい投薬治療はなかったな
移転の有無や部位によって治療方法が異なるのは当然としても
医者の方針も大きいのかね

年寄りの場合はガンでも２、３年は持ちそうとか言われても風邪をひいて
肺炎になってすぐ死亡とかで２、３年安泰という意味ではない。

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先日、２０年ぶりに大橋巨泉がラジオで喋ってるのを聞いた。
安倍はバカだ、低脳だ・・・・とか言ってたが。

先日、５年ぶりに内田樹の駄文を読んだ。
日本が悪い、橋下はバカだ・・・とか言ってたが。

別に、安倍が低脳で、橋下がバカでもいいんだが、内容が古臭いんだよ。
多分、なだいなだ氏も一緒なんだろうね。もう、絶望的に古臭い。

自戒を込めて、古臭い人間にだけはなりたくない。

>>241
人が死ななくなり世に出ている年齢層が極端にストレッチしたら、こうなる…

>>49
二代目なだいなだw　家元制精神科医かー

>>89
北杜夫はサヨクっぽくないと思ったけど

>>98
アメリカ的なるもの
アメリカ敵なるもの　　　　どっち好き？

あーこの人の文章、結論を誤魔化すのが上手いんだよな
刺激的なタイトルを掲げるクセに、絶対に核心には迫らないｗ
元祖文筆詐欺師だな

>>43
うわ。。美味そう

死去を喜ばれるような人生って厭ですね

バカに何言われても関係ないんじゃね？

仮名開きの名前はうさん臭い

>>249のような、ね。なるほど。

>>251
おまえのことじゃないかな？

なるほど、>>252のような、ね。わかりやすいな。

今年は小五の息子の誕生日にＴＮ君の伝記をプレゼントしようかな

>>243
精神科医って、技術がどうとかいうレベルにまで達してないんじゃないかな？
この先生なら信頼できるとか、まだまだ、いうなれば宗教に近い世界ではないかと
だとすれば、家柄信仰のある人にとっては、家元制で十分とも思える

ここまで『まの あ まの』無し(´･_･`)

死因は前立腺 ひだいだな

まだいたか

>58
俺も大好きだった。文章もその考え方も


安らかならんことを。合掌

つついずつ的な？

oneida

エ？何年か前に死んでなかったっけ？

>>160
いずみたく
なだいなだ
この二人は仙台陸軍幼年学校で同級生。

>>255
精神科っていう領域がこれまた新しいんだよな。
多くがまだ手探り状態だっていう…だからなんちゃって精神科医が沸いてる。
というかまぁ謙遜だろうが北氏もなだ氏も精神科なんか医者の中で最も不出来なのがやるんだ
とか堂々と書いちゃってるもんな。

新野新センセもそろそろか？

>>264
だけど、なださんは
日本のアルコール依存症治療の草分け的存在だからなぁ。


検索で見つけた平成９年のなださんの講演の書き起こしが秀逸だった。
http://www5.airnet.ne.jp/enjoypc/fuboren/nadasensei-kouen.htm

ところが、他のところはみんな落ちたのに医学部だけ合格してしまいました。まぐれがあったのです。
私は本当は医学部がいやで、作家になりたかったのですが、スポンサーの母親が「やりたいことがあれば
医学部を卒業してからやればいい、浪人はさせない」と言いました。私も「そうだな、やりたいことは
卒業してからでもできるし医者兼作家という人もいるし…」と思い医学部へ行きました。
フランス語をよく勉強しましたので、商社に入社すれば外国に行けるのでは、と考え面接に行ってみましたが、
反対に「医者になれ」と説得されてしまいました。そういう訳で、結局は卒業したら医者にならなければなりませんでした。
私は受け持ちの山口先生に「ひどいやぶ医者にしかなれそうにないので、医者になりたくない」と相談しました。
すると、先生は「やぶ医者でいいのだ。やぶ医者の極意を授けてあげよう。患者を見たら、なに病かを診断しようと思うな。
患者には3種類しかいないのだ。「放っておいたら死ぬのと、放っておいても治ってしまうのと、
放っておいても治りもしない死にもしない」この3種類しかいない。3種類の見分けがつけば大丈夫。
放っておいたら死にそうなのは、自分で診ないで、偉い先生のところへ送ってしまえ。これはとても大切なことで、
偉い先生というのは、難しくて放っておくと死にそうな人を診るためにいるのだから、送るのは当然だ。
そのかわり、偉い先生のところに、腹下しだとか、食べ過ぎだとか、飲みすぎだとか、かぜひきだとか、
そういう放っておいても死なないような人が行って先生の仕事の邪魔をしないようにすることが、
やぶ医者の大切な仕事なのだ。」とおっしゃいました。「わかりました。しかし、放っておいても治りもしない、
死にもしないのはどうしたらいいのでしょうか。」「放っとけ、治らなくても心配するな。その人が何遍も通ってくるから、
おまえの生活が成り立つと思え」そう言われ、放っておいて治ることも少ないけれども、死ぬことも少ない、
精神科医になりました。

>>266　リンク先の続きより更に抜粋。(面白いからリンク先で全文読むのお勧め）

当時、専門の病棟が日本で初めて久里浜に建ったのですが、アルコール中毒はみんなから嫌われていました。
医者からも嫌われていましたので誰も行き手がありませんでした。事情があって私がそこへ行くことになったのですが、
私も嫌でしたので、教授に「アル中の勉強はしてこなかったし、今まで診てきた患者も治った試しが無い」と言いました。
教授は「大丈夫だ、アル中は俺にも治せない、治せないのは誰でも知っていることだから安心していい」というのです。
それで仕方なしにそこへ行って「教授でも治せない病気なのだから私はもう何もしなくていい、何をやったって駄目なのなら、
逃がしてやるのが一番いい」という事になりました。当時精神病院の患者さんたちは、
皆鍵をかけて閉じ込めることになっていたのですが、「この病院は逃げられるよ。逃げていいよ。夜だって開いてるよ」
と患者さんに教えました。
　ところが逃げないので「お金を持たせないから逃げないんだろう」というのでお金まで持たせました。当時の病院で、
お金まで持たせたのは私のところが初めてでした。それでも患者は逃げなかったのです。いつまでも居られても困るので、
3ヶ月以上は入院させないということにし、3ヶ月過ぎるとみんな出ていってもらうことにしました。すると、
不思議なことに3ヶ月きちんと逃げ出さず居る人がほとんどでした。
なかには、他の病院に5個所も入院させられ、5個所とも窓から退院したという人が、「生まれて初めて玄関から退院いたします」
と挨拶して帰ったりしました。「なぜ、逃げなかったのか」と聞くと、「こんな良い病院は日本でここしかない。
ここを逃げたら、また鍵のかかる病院にぶちこまれる。また入院するなら、ここがいいから逃げなかった。3ヶ月我慢すればいいのですから。」と言いました。

なだいなだ先生の文章のテンポというかリズムというか、それが自分には合っていた。

合掌

ユキ、ミト、チカ

・・・・・
あのさ、信じてくれないと思うけどおれ、先月だっけかどっかのスレで書いたんだよなあ。
中学生の頃好きな作家で生き残ってるのは筒井康隆となだいなだだけって。
本当、みんな死んじゃうんだよなあ。

『心の底をのぞいたら』は永遠の傑作
『おっちょこちょ医』は是非読むべき

貪るように読んだ作家さんがどんどん亡くなっていく・・・

阿川御大もこないだインタビュー記事をどっかで
読んだけど，病院での取材だったようだし，
佐藤愛子先生はお元気なのかな？

>>266
こりゃ面白い。
>>270であげた『おっちょこちょ医』の主人公が医者になりたくない医者で
なまじ医師免許を持ってるので他の仕事に就かせてもらえず自殺しようとしたのを
無医村の村長に見つけられて…って出だしだから非常に感慨深い。

「ためらうなよ、人を救って罪になるなら罪を犯せよ」ってね。
これおれの座右の銘なんだけど出典はこの本。

妹尾河童さんと間違えた

北杜夫と親交が深かった人？

>>274
そう

この辺りの世代より下の作家をあまり読んでないから
こういうニュースを見るたびになんか喪失感がある

>>103
口遊んだらちょっと面白かった

>>266　おもしろい
>>270 いままで読んだことなかった、必ず読みます

北さんは好きだったのになぜかなださんはノーマークだった
お疲れ様でした

.

おれ、なだいなだに
精神科で世話になったよ。
４０年前

>>278
今、こうやってネットできる程度にはお元気なようで
良かったですね。

大学に入って最初に読まされたのが権威と権力

>>278
どんな病気で受診したの？アル中？処方とか覚えてますか？

親の本棚にあったなあ
多分最初に読んだ子供向けじゃない本が娘の学校だったはず
他にも何冊か持ってきてるはずだから子供の目のつく所に並べておこう

子供電話相談室に出たときの｢もしもしー｣っていう、いかにも面倒くさそうな
口調を思い出す。

ﾌﾞｻﾖが死んでﾒｼｳﾏ

で埋め尽くされてるかと思ってたら
そうでもないのな

なだいなだ先生のような「文章に味がある」という作家は少なくなってきた。思想とか信条とかそういうもの
抜きで「プロの文章だ」と思わせるような作家が減ってきた。「アニメの感想文か！」と言いたくなるような
小説家が「プロ」を名乗っている。

現役バリバリで精神科医兼作家の人は何人もいるが、好きな文体の人はまだ有名ではない。彼が有名に
なり、どんどん読まれることを願う。

現代を代表する精神科医といえば、

カヤマリカというアホがいるじゃないか。

精神科医なんてみんなその程度だろ。

ところで、携帯小説書いてみたから読んでくれ

ハマのサテンでナオンと待ち合わせたオイラは、10分程遅れて到着した。
窓ガラスから店の中を覗くと、ナオンは既に椅子に坐って待っていた。
｢ヒュー｣
思わず口笛を吹いた。相変わらずマブイ。
カランコロンカラン、コロンカランコロン。
｢レスカ、ガム抜きでな｣
マスターにそう声を掛けて、オイラは席についた。
｢オマエ、何頼んだの？｣
｢レイコー｣
ぶっきらぼうに答える。
｢アイスコーヒーとガムシロ抜きのレモンスカッシュです｣
ウェイトレスが苦い空気に割って入った。
｢ほら、生きてるぜ｣
クシャクシャになったストローの袋に水を掛けながら言った。巷で流行ってる遊びだ。
｢タカシが死んだよ｣
ヨーコが言った。
｢峠で事故ってさ、即死だって｣
｢・・・｣
｢アイツの走りって、まるで死に急ぐような
命を削ってる走りだった。だからアタシは
ずっと止めさせようと思ってたのに、
そうする前にいってしまった｣
ヨーコがタバコに火をつけた。
ホープ。ナオンの癖にキツイタバコだ。
ホープ。希望。嫌な言葉だ。希望なんてのはどん底の奴が持つものだ。
希望の無い奴だけが希望を持てる。ヨーコの吐き出す紫煙を吸って、オイラも
タバコに火をつけた。
わかば。安くて旨いタバコだ。俺達はまだ若い。それは希望なのか？オイラにはわからない。

ワイン７つの愉しみは、名著でした

私の暗黒時代に、一条の光を当ててくれてありがとう。
ご冥福を祈ります。

>>286
香山リカさんは主義主張はともかく、内容はさすがに商業誌で掲載されるレベルだよ。
文章構成も上手い。あなたが「香山さんが嫌いだから文章も嫌い」と言うのなら、何も
言わないけど。

僕は無名の（とはいえメジャー商業誌掲載経験有り）の30代の男性作家。本職は精
神科医。宣伝の場じゃないので名前は出さないが、いずれ有名になると思う。

>>5
ホントだ！

>>285
> 現役バリバリで精神科医兼作家の人は何人もいるが、好きな文体の人はまだ有名ではない。彼が有名に
> なり、どんどん読まれることを願う。

誰だろう？
「どんどん読まれることを願う」のであれば、
是非名前を教えてほしいですｗ


自分の知ってる精神科の先生で
小説書いてる人が一人いるけど、
本になってるのは約10年前に1冊だけ（しかも共著）なんだよな…。

結構面白かったんでまた書いて欲しいけど、
探しても見つからない。
（普通の精神科医学関係の本はたまに書いてるようだが）

北杜夫といい、すっかり歴史上の人物かと思ってたわ。
ご冥福

戦後間もなく、まだ飛行機も一般的でなく船便の時代、
海外渡航も自由化されていない時代に留学生として渡仏。
当時海外に滞在する日本人はごくわずか、敗戦国の東洋の島国から来た
さして容姿に恵まれたわけでもないどこの馬の骨ともわからない男が
青い瞳をした嫁さんを連れて帰る。

これだけでもすごいと思う。

なだいなだ
きだみのる
あいだもも

三大ひらがな文化人

>>294
やなせたかし
まど・みちお
はらたいら

いいだもも

北さんの本となださんの本は一時期貪り読んだな。久しぶりに読み返したくなったけど、実家にまだ残っているだろうか…

合唱

歌で送り出すのか

先日、偶然古本屋で買ったモーターファン昭和44年6月号に
なだいなださんの対談記事が出ていた。
自動車にも造詣が深くて驚いた。
ご冥福をお祈りします。

術後の生存期間の延長が課題だな

精神科医かつ作家でご活躍の先生というと、
加賀乙彦先生、帚木蓬生先生・・・

戦前生まれの大御所が次々と逝ってしまう。
寂しいことだな。
なだいなだ氏の文章に初めて接したのは中学校の教科書。
それ以降、かなりはまった。
ご冥福をお祈りします。

この方は失礼ながら「ずっと生きているもの」と思い込んでいた。
なんとなく。