【海外】ブラジル保健省「娼婦でよかった」というスローガンで性病撲滅キャンペーン→「売春を賛美するもの」と社会から激しい怒り

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 ブラジルの保健省のサイトにおかしな広告が登場した。題して「幸せな娼婦たち」という広告は
性病撲滅キャンペーンの一環。広告の目的は娼婦らに、恐れず医療機関に相談するようしむけること。

 6月2日の国際売春婦デーの枠内で作成された保健省のサイトには、娼婦らの写真と「娼婦でよかった」とか、
「ねぇ、コンドームなしなんて、だめよ」といったスローガンが掲載された。ところがこのスローガンに対しては
社会から「売春を賛美するもの」と激しい怒りが表されている。

 アレクサンドル・パディリイ保健相は、広告キャンペーンの発案はある社会団体から寄せられたものであり、
公式的に承認されたものではないとの声明を表し、スローガンが社会に受け入れられなかったことを知って、
この広告を取り下げるよう指示したと語っている。

それでもブラジル保健省はエイズ撲滅キャンペーンを取り下げたわけではない。BBCの報道では
「娼婦でよかった」というスローガンは「コンドームしてって、遠慮しないで言うわ」に変更となった。

ソース:http://japanese.ruvr.ru/2013_06_07/115217742/
http://m.ruvr.ru/data/2013/06/06/1330124700/4Brazil_prostitution.JPG