誰でも1つくらいは人には言えないような性癖をもっているもの。
手錠をかけられるのが好きだったり、ヒールで踏まれるのが好きだったり、
逆にムチで相手の体をペチペチ叩くのが
好きだったりと、こういったフェティシズムは一見ただの変態と思われがちだが、
ノーマルで何のフェチもないという人よりはよっぽど脳が健康なのだそうだ。
オランダ・ティルバーグ大学の心理学者Andreas Wismeijer氏によると、
902人のSMプレイ好きと434人のノーマルな人を対象に心理テストを
おこなったところ、SMプレイのような少し変わったセックスを好む人には、
社交的かつおおらかで、新たな経験にも常にオープンな性格の人が多いことがわかったそう。
性格や拒絶に対する感受性、恋人との関係や幸せに対する執着心を調べた同テスト。
それによれば、SM好きは拒絶に強く、「私、嫌われてるかも…」というような
被害妄想を抱く人が少ないうえ日々幸福を感じており、恋人との関係にも
満足している人が多いとか。また、SかMかによってもその人物像に違いがあり、
Sの人が最も性格のバランスがよく、両方イケる人がその次、Mが3番目だったそう。
ただし、3番目のMでさえも、ノーマルな人よりはメンタル面が健康だったという。
「SMプレイが好き」と聞くと、心に闇を抱えていそうだと思ってしまうが、
自身のフェティシズムを存分楽しんでいる分、“ノーマル”と言っている
人たちなんかよりも格段に正常な心を持っているのかもしれない。
http://irorio.jp/asteroid-b-612/20130531/61404/