千葉県の佐倉市役所に、市民の健康診断に関するデータを入手したという匿名の文書と共に、
およそ2万人分の名前や住所などのデータが入ったUSBメモリーが届きました。
市は、健康診断を委託した団体から個人情報が流出したおそれが強いとみて調査しています。
佐倉市によりますと、今月21日、「市の委託を受け、市民の健康診断を行った団体から流出したと考えられるデータを入手した」という
市長宛の匿名の文書と共にUSBメモリーが封書で届きました。
市が確認したところ、USBメモリーには、
平成19年度に健康診断の対象になった市民1万9492人分の名前や生年月日、住所、電話番号と、
平成20年度に健康診断を受けた市民249人分の診断結果などが入っていたということです。
市は委託先の団体からデータが流出したおそれが強いとみて調査するとともに、警察に相談しているということです。
情報を悪用されたという連絡は今のところ入っていないということで、
佐倉市は「市民に多大な迷惑とご心配をかけたことをおわび申し上げます。
個人情報の厳重な管理に取り組み、再発防止に努めます」としています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130528/k10014898111000.html