【経済】トヨタ、アジア製造業で時価総額首位・・・韓国のサムスン電子を上回る

このエントリーをはてなブックマークに追加
1わいせつ部隊所属φ ★
トヨタ、アジア製造業で時価総額首位 サムスン上回る
円建て、11年秋以来
2013/5/15 17:17

 15日のアジア株式市場でトヨタの株式時価総額が円建てで韓国のサムスン電子を上回り、
アジアの製造業では首位となった。両社の時価総額逆転は2011年秋以来。
円安を背景に日本企業の競争力が急回復していることを象徴する出来事といえそうだ。

 トヨタの15日終値は前日比230円(3.70%)高の6440円。
時価総額は22兆2051億円まで増え、これまでトップだった韓国のサムスン電子を上回った。
サムスン電子の時価総額は円建てで22兆1094億円だった。
15日終値時点の時価総額をもとに日本時間15時時点の為替レート(1ウォン=0.0916円)を用いて比較した。
サムスン電子の15日終値は前日比変わらずの150万ウォン。時価総額は241兆3690億ウォンにとどまった。

 トヨタは円高傾向が続いた11年秋にサムスンに首位の座を奪われていた。
今年に入り、円安が加速したことからトヨタ株は6割強上昇。
足元では連日で高値を更新し、時価総額も増加している。一方で、サムスン電子の株価は年初からほぼ横ばい。
「ギャラクシーS3」などスマートフォン(スマホ)の販売が好調なものの、円安・ウォン高で日本企業との競争激化が懸念されている。
サムスン株は伸び悩んでおり、1月3日に付けた上場来高値(158万4000ウォン)を更新できずにいる。

 円がウォンに対して、年初から1割程度値下がりしているが、それ以上にトヨタ株は値上がりしている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL150ST_V10C13A5000000/