【政治】 ワタミの渡辺美樹会長 自民党から今夏参院選比例代表出馬検討

このエントリーをはてなブックマークに追加
1影の軍団子三兄弟ρ ★
飲食店チェーンなどを展開するワタミの渡辺美樹会長(53)が、夏の参院選比例代表に
自民党から出馬を検討していることが9日、分かった。

2011年の東京都知事選に出馬し、約101万票を獲得して3位だった。
高い知名度を生かし、自民党の目玉候補になるか注目される。

関係者によると、渡辺氏サイドが既に自民党に出馬への意欲を伝えた。
自民党は今後、石破茂幹事長らが面接するなどして、公認するかどうかを判断するとみられる。

永田町関係者は「知名度も高く、参院選の候補者としては申し分ない」と指摘した。

渡辺氏は11年4月の都知事選に無所属(都議会民主党が支援)で出馬。
経営者として培ったマネジメント力などをアピールし、101万3132票を獲得。

現職だった石原慎太郎氏(現・日本維新の会共同代表)=261万5120票=、
前宮崎県知事の東国原英夫氏(現・日本維新の会衆院議員)=169万669票=に次ぐ3位だった。

石原氏の突然の辞任に伴う昨年12月の都知事選は、当面のスケジュールが埋まっているとして出馬を断念。
自身のホームページでは「もう一度挑戦すべきだという思いを持ち続けていた」とつづり、政界転身への強い意欲をにじませていた。

飲食店チェーンを展開する傍ら、03年に学校法人郁文館夢学園(東京都文京区)の理事長に就任。
教育問題で積極的に発言し、第1次安倍内閣時代の06年、安倍晋三首相の肝いりで設置された
「教育再生会議」のメンバーに選ばれた。東日本大震災後は岩手県陸前高田市の参与に起用されている。

先月10日には、首相と都内のホテルで会食。終了後、記者団に、北朝鮮が弾道ミサイル発射に向けた動きを見せていることに関して
首相が「きちんと情報が把握できているので日本を守ることができる」と話したことなどを紹介し、「そういう話を聞くと国民は安心する」などと述べていた。

自民党は夏の参院選比例代表で、元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏(56)や
五輪体操金メダリストの塚原光男氏(65)の擁立を正式に決定している。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/05/10/kiji/K20130510005772180.html