(CNN) 米ユタ州ソルトレークシティーの警察は6日までに、同市近郊で開催された少年サッカーリーグの試合で
イエローカードを出された選手が審判を殴ったことで審判が重傷を負い、1週間後に死亡したと明らかにした。
死亡したのはリカルド・ポルティージョ氏(46)。審判を務めていた4月27日の試合で、17歳の選手の反則を指摘し、
イエローカードで警告した。この選手が判定に腹を立て、同氏の顔面を殴った。
同氏は当初、軽傷を負ったとみられたが、搬送先の病院で脳の内部に重大な損傷を受けていたことが判明。重体のまま回復せず、
4日夜に亡くなった。当局による検視が予定されている。殴った選手の名前は公表されていない。暴行容疑で少年拘置施設に
送られていたが、同氏の死亡により、当局は容疑を切り替える見通しだ。
開催されていたのは中南米系の5〜17歳の少年が参加するリーグ。リーグ責任者は、選手に暴力行為があった場合は
ただちに追放するのが規則だと述べた。
昨年12月にはオランダで、サッカー試合中に線審が15〜16歳の選手3人に殴られてこん睡状態に陥り、翌日死亡する事件があった。
ソース:
http://www.cnn.co.jp/usa/35031672.html