和歌山県すさみ町は2日、町民が納めた国民健康保険税約43万5千円を横領したとして、
総務課の男性職員(24)を4月30日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
また、管理監督責任で上司の会計管理者を減給10分の1(1カ月)、会計課副課長を戒告の懲戒処分にした。
町によると、4月19日に国保税の督促状を送付した町民7人から
「納付したのに督促状が届いた」と苦情の電話があり、調べたところ、
当時会計課で窓口対応をしていた男性職員が2月13日から3月29日までの間、
現金で納付された国保税計43万5480円を8回にわたって横領した。
男性職員は町の聴取に「パチンコなどの遊興費に使った」と説明し、謝罪したという。
岩田勉町長は「町民に深くお詫びします。皆さまの信頼をいただけるよう
再発防止を徹底します」とコメント。6月議会に岩田町長の給料を3カ月間、
10%減額する議案を提案する。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130503/waf13050311080012-n1.htm