(幸田委員)
私も経営委員になった当初、この交際費の支出限度額は1人分ではなく総額なのでしょうか、
と質問したことを思い出します。
NHKの役員報酬は、民放やほかのメディアと比較して決して高くはなく、むしろ低く抑えられているのが現状です。
公共放送とはいえ、業界の内外におけるいろいろな方との関係づくりは非常に大事なことです。
もし、交際費を使うことに罪悪感があったり、支出を抑えなければいけないという使いづらい雰囲気があったりするのであれば、
それはなくしていくべきだと思います。交際費を使うことは決して悪いことではなく、
むしろ前向きに仕事を全うするうえで必要なことだというメンタリティーを持つことが重要ではないでしょうか。
経営委員は、経費は抑えるようにお願いしないといけない立場であることは承知していますが、
必要なものはきちんと使える雰囲気をあえて作るべきだと思います。
遠慮や自己犠牲のようなものが当たり前になってしまうとすれば、心理的にも職員の士気の低下につながりかねません。
理事の方たちの高潔な思いは評価されるべきだと思いますが、役員が積極的に使わないと、
今後役員になっていく若い人たちは、どうせ役員になっても役員報酬も交際費も抑えられるという思いを持つことにもつながり、
職務へのモチベーションにも影響してくると思います。
少なくともそういう雰囲気はこれ以上広げず、交際費は予算を使い切るぐらいのことはされてもいいのではないかと思います。
http://www.nhk.or.jp/keiei-iinkai/giji/giji_new.html 【社会】NHK、役員報酬を前年比2〜3%減額 NHK会長は3093万円に
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1366711260/