朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩第1書記は25日、金日成主席の遺体を永久保存している平壌の錦繍山太陽宮殿前広場で
「軍創建81周年」を記念して行われた観閲式に出席した。
式典では航空機がデモ飛行したが、ミサイルなどは登場しなかった。
参加した戦略ロケット軍司令官は、「我々の大陸間弾道ミサイルの第一の攻撃対象は米帝国主義の巣窟だ。
戦略ロケット軍将兵らの手は発射ボタン上に置かれている」と述べた。
北朝鮮が日本海側に展開している移動式発射台搭載の弾道ミサイルを指すかどうかは不明。
韓国国防省報道官は25日、ミサイル発射をめぐる動向について「同じ状態が続いている」と述べ、
警戒を維持する構えを示した。4月10日頃までにミサイルに注入されたとみられる液体燃料については「相当長期間入れたままでも問題がない」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130425-OYT1T01224.htm