長崎県対馬市の観音寺から観世音菩薩坐像が盗まれた問題を受け、対馬市商工会青年部厳原(いづはら)支部が、
対馬市の最大のイベントである『厳原港まつり対馬アリラン祭』の名称から『アリラン』を外すことを
検討していることが報じられた。
盗まれた仏像は、韓国の裁判所が返還差し止めの仮処分を決めており、報道によると住民の寄付でまかなわれている同祭には、
「韓国との交流イベントに金を出したくない」との声が寄せられていたとのこと。また、同祭のメーンイベントでもある
「朝鮮通信使行列」も中止されることになったことが伝えられた。
この祭は1980年に『厳原港まつり』として第1回目を開催。その後、韓国人が参加者の半数を占めるようになったことから、
「厳原港まつり対馬アリラン祭」に名称が変更され現在に至るのだが、「ヒゲの隊長」の愛称で知られる自民党の
佐藤正久参議院議員(52)は2012年9月8日のツイッターで「対馬の『厳原港祭り』の名が『厳原港祭り・アリラン祭』
(通称アリラン祭)と変えてしまった。対馬経済を維持するために韓国からの観光客誘致の苦肉の策という。辛かったという。
昭和30年代には7万人の人口は現在は半分の3万5千人弱、年に約1千人が減。絶対に特定国境離島保全振興法が必要だ」と
名称が変更されたことを嘆いていた。
今回、名称から「アリラン」が外される可能性があることが報じられ、佐藤氏は「対馬の『厳原港まつりアリラン祭』から
『アリラン祭』の文字が対馬自身の意向で消えるという。韓国の仏像未返還問題の影響だ。韓国からの観光客が減っても
守るべきもっと大事なものがあるという事だ。支持!」とツイッターでエールを送っている。
ソース:
http://yukan-news.ameba.jp/20130418-224/