【大分】深海の形珍しいイカ「県内で確認されるのは初めてではないか」

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1帰社倶楽部φ ★
深海に生息する形の珍しいイカ「サメハダホウズキイカ」=写真=
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20130417-748744-1-L.jpg
が佐伯市上浦沖の定置網にかかり、大分市の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」で17日、
報道陣に公開された。

水族館によると、全長約8センチ。胴体の表面がサメの肌のようにザラザラしていて、形がホオズキ
のように膨らんでいるのが特徴。世界各地の温熱帯の深海で生息しており、国内では山口、長崎、新潟県
で確認例があるという。

漁師が13日朝、上浦沖の定置網に瀕死(ひんし)の状態でかかっているのを発見。冷凍してうみたまごに
寄贈した。同館は、防腐処理をして標本にする。

県貝類談話会の浜田保会長(76)は「産卵期を迎え、浮上した可能性が高い。県内で確認されるのは
初めてではないか」と話している。

(2013年4月18日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20130417-OYT8T01493.htm