安倍晋三首相は16日午前の衆院予算委員会で、外交や安全保障などに関する秘密情報を保全する「特定秘密保全法案」に
ついて「極めて重要な課題だ。速やかに取りまとめ、早期に国会に提出できるよう努力したい」と述べ、早期法制化に意欲
を示した。みんなの党の畠中光成氏への答弁。
政府は外交・安保の司令塔となる日本版NSC(国家安全保障会議)の創設と併せ、同法案の内容を検討しているが、首相
が言及するのは初めて。
首相は委員会で「(日本が)機密保全に関する法制を整備していないことに不安を持っている国もあることは事実だ」と
指摘。「国民の知る権利や取材の自由等を十分に尊重しつつ、機密の範囲や罰則を含めさまざまな論点について検討を進め
ている」と説明した。
時事通信 4月16日(火)12時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000073-jij-pol