【UK】 「鉄の女」サッチャー元首相に毒舌の追悼 英国で特別議会招集 強硬な労働組合対策などに反発する労働党議員の多くは欠席
1 :
丑原慎太郎φ ★:
★ 「鉄の女」に毒舌の別れ 英国で特別議会招集
【ロンドン=共同】8日死去したサッチャー元英首相を追悼するための特別議会が10日、招集され、
議員らはユーモアと毒舌交じりの英国流スピーチで「鉄の女」と呼ばれた歴史的宰相に別れを告げた。
冒頭、キャメロン首相は「サッチャー氏は女性に対する偏見を打ち破り、英国を再び偉大な国にした」
と称賛するとともに思い出を披露。
サッチャー氏の命令で慌ただしく働く側近に、同僚が「ローマは一日にして成らず」と
落ち着いて仕事をするよう忠告したところ、側近は「ローマをつくったのはサッチャーじゃなかったからな」と話し、
何事にも性急なサッチャー氏の下で働く身の上を嘆いたエピソードで議場を沸かせた。
各党の議員も次々とスピーチに立ち、特別議会は7時間以上に及んだ。
閣僚に対する厳しい要求で知られたことを指摘したベテラン議員は
「サッチャー氏に会った私の妻は、彼女の感じの良さに魅入られた」と振り返りながら、
「閣僚との関係は決してそうではなかったよ」と真顔で語り、笑いを誘った。
一方、サッチャー氏の強硬な労働組合対策などに今も反発する労働党議員の多くは欠席した。
日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1100E_R10C13A4000000/
ミッチー「絶対に許さない」
3 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 09:59:19.52 ID:JJAtqnDaT
ミッチー
わが日本国元首相菅直人を見習ってほしいものだ。
いくらイデオロギーが違うからっつっても追悼ぐらいしようや…
これだからジョンブルは
6 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:01:31.21 ID:vRzQkfCU0
☆2ch利用者の会からのお願い
下記に該当する方の2chへのご入場はご遠慮くださいませ。
○薬物、過度なアルコール等で心神喪失状態の方
○刺青、タトゥーを入れている方
○韓国人、朝鮮人、中国人、その他、反日差別主義的な方
○キムチを大量摂取なさってる方
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レーガンもサッチャーもアルツハイマーで最期を迎えたのか
橋下に対する労組の対応もこんなだな。
ゆえに日本ではサッチャーネガキャンが今後出てくるかも。
>>8 サッチャーは悪人じゃないからねぇ。出ないよ。
10 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:06:40.70 ID:JJAtqnDaT
サッチー
11 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:08:13.99 ID:cv5Fgp430
そもそも「元」首相レベルで特別議会開く必要ないだろ
田中のときはやったのか? 鈴木は?
ったく、これだからポチウヨは
組合の弱体化に成功したからまがりなりにも今日の英国があるんだけどな。
死んでも許さない、っていうのは日本人には理解できんね。
15 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:13:09.49 ID:I1qgoZSx0
>>12 今日の英国って、最悪じゃんか。
貧富の格差は拡大し、産業の空洞化は進み、金融ゲームに依存する経済体質になってしまった
サッチャー政権当時はそこまで先の事態は読めなかったし、インフレ不況解決の為に仕方無かった側面もあろうが
結果論で言うなら、サッチャーはやりすぎた、間違いだった面が多いのは事実。新自由主義って奴の限界だね。
まあ、それはそれとして、故人は悼むべきって日本人なら思うけど、向こうはもっとシビアなんかね
18 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:18:10.52 ID:I1qgoZSx0
>>16 何事も、やりすぎはいかんって事ですよ。
メタボってたので、サッチャーが極端な絶食&ダイエットを強行した結果
見事にダイエットに成功したけど、今度は栄養失調&拒食症体質で苦しむ事になってしまった
極から極へ行き過ぎて、結局失敗した感じだな。その辺はサッチャーだけの責任と言えるか、微妙だが
19 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:19:17.08 ID:TESPW/A80
小泉に対するマスゴミの格差だ格差社会だ!って批判してるみたいなもんと違うの?
22 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:22:04.37 ID:KJFs/yOX0
敵国の首相じゃないんだから、イデオロギーの違いを理由に欠席って。
国民から呆れられるだけだろ。
サッチャーいなかったら英国は今のギリシャ状態だっただろうな。
でもサッチャーはちょっとやりすぎた。
結局バランスが大事って話でしかないな。
あとはコール、中曽根、ゴルバチョフぐらいかカーターも存命だった
25 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:24:31.69 ID:I1qgoZSx0
>>21 ちょっと違うな。サッチャーの政策は、当時のインフレ不況解決の為の荒療治として
仕方無かった側面があるのは事実。
そのサッチャーの新自由主義的な手法を、竹中平蔵とかが
デフレ不況に苦しむ日本に持ち込んで解決を図ろうとした結果
逆にデフレが悪化してしまったからな。必要悪とも言えない。
26 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:24:43.44 ID:JQ3n4P+/O
サッチャー時代以前の英国を治すにはサッチャーって名前の劇薬が必要だったんだろ
そんくらい当時の英国はダメダメだった。英国病と言われ、本人等も自嘲するくらい
理想の経済政策なんてないんだから、経済政策は荒天を進む船のように状況に応じて舵をうまく切って行く必要がある
サッチャーの舵操作はは当時としてはベターだろ。人頭税はさすがにやりすぎだったかもだが
27 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:24:43.90 ID:lPHgXhSA0
通貨政策の失敗のつけを労働政策で巻き替えそうとしたら、
国内産業ぶっ壊れて、金融業ぐらいしか生き残れなくなって、
最後はソロスを筆頭にするヘッジファンドに救われたという顛末。
>>20 18じゃないけど、普通の人間ならマネできないだろ。
普通の人間はヒットラーのマネもできないけど。
>>20 じゃあ君朝鮮半島で暗殺されずにトップ続けれんの?
>>23 一時的にだけやることを長期に続けたからじゃね?
ボクサーの試合前減量を日常的に続けたら体を壊すw
>>29 こういうのって一気にやっちゃうのがいいのか、時間掛けて様子を見ながらやるのがいいのか、どっちなんだろうな。
まあ他の人も言ってるが人頭税はやりすぎだな。
31 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:32:07.94 ID:I1qgoZSx0
>>29 結局それなんだよね。サッチャーの政策はいわゆる新自由主義的な政策だけど
基本的に、インフレ不況の時の政策で、デフレが世界的に深刻になってる今は
時代遅れとも言える政策なんだけど、それを後生大事にして延々続けた結果
今、サッチャー当時とは正反対の形で、大きな問題が発生してる。
いわば、新自由主義という宗教の、教祖的な役割として、憎悪の対象にされてる感はあるね
結局、その時代に合わせた経済政策ってのがあるだけで、常に正しい政策なんか無いんだがな
32 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:36:54.36 ID:ee2eCUwB0
福祉切り捨ては弱いものいじめの批判が出るから
貴族のジェントルマンでは無理
庶民の女性がその役割を担ったということ
日本でもそのうち出るかもよ
33 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:42:40.04 ID:u2eTOKBVP
この人は英国の自虐史教育を是正したんだっけ
安倍さんもしっかり頼むよ!
34 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:46:37.27 ID:YYwZKxxo0
>>31 >基本的に、インフレ不況の時の政策で
へぇ〜w それなら現在のイギリスにはサッチャーが必要だね
現在のイギリスのインフレ率は3〜4%あって不況だし
35 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:48:15.62 ID:BwI9zinw0
まあ、実際にやったことは、福祉切捨てではないのだが。。。
だから、魔女扱い。
死んで国中から馬鹿にされて大笑いされる政治家なんてそういない。
それにしても、葬式は無事にすむのだろうか。
下手したら軍隊動員だぞ。
ネットでも、葬式に参列すると言う物がいるし、同士を募ってる。
催涙弾に撃たれるのは覚悟だなんていってる。
もう何万人も集まってくるだろ。フーリガンの比ではない。
警察にも下手したら死者がでるかもしれん。
中止したほうが良いと思う。
>>31 インフレというより「生産力不足」かな?
冷戦という巨大な公共事業で生産力が不足していたから
自由競争を進めて生産力を増やした。
今は売れ残りによる「消費力不足」
生産力と消費力のバランスが大事だね
37 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:51:24.10 ID:wM+gIEaJ0
38 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:54:30.12 ID:yi5C6f6FO
あいあむめいでん
39 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 10:57:55.59 ID:YYwZKxxo0
1976年にイギリスは経済破綻してIMFに援助を求める
1979年にサッチャーがイギリスの首相になる。
国家が破綻したら激烈な経済構造改革が実行されるのは何処の国でも同じだ。
日本だって財政危機の陥れば小泉改革の100倍激烈な改革が実行されるだろうw
いくら政敵だって言っても普通こういうの欠席するか?
労働党ってクズなんだな
41 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 11:24:47.12 ID:12TKT6+x0
上で人頭税について書いてるけど、別のかたちで導入されたよ。
カウンシルタックスっていうんだけど。住居の大きさで額が決まる。
42 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 11:33:31.35 ID:vYoBsQ2P0
金儲けのうまいやつにどんどん金儲けさせれば、それにつられてみんなが金持ちになってみんな幸せになる。
サッチャーだのレーガンだのが作ろうとした理想の未来に、俺たち住んでんだよな。
43 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 11:34:16.61 ID:dg1nK5y70
英国民がサッチャーの偉大さを認めるにはまだ時間がかかるという事だな
英国が英国病を克服出来たのは間違いなくサッチャーのおかげ
サッチャーの在任中によくならなかったのは英国病というガン治療には長い時間が
必要だったからという理由だ。
なぜならサッチャーが降りた後もサッチャーの根本政策という治療はずっと行われ、
その結果英国は復活出来たんだから。
サッチャーはやりすぎたという奴は何もわかってない。
最初に一万値上げしてやれば後に続く人間はそれから五千円引くと
まるでかなり良くなったと馬鹿な国民は勘違いして納得するが
最初に五千円値上げすると馬鹿な国民は文句を言って国民は付いてこない。
最初に批判を恐れず強い政策を打ち出したサッチャーの政策は誰にも出来るものではない。
>>40 俺は小泉純一郎や竹中平蔵が死んだら
その死体に石をぶつけたいから出席する
政敵と言うよりも国民の敵だぜ?
45 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 11:44:38.55 ID:pOSRDpxVO
サッチャーは「敵」を作るのが上手かっただけだな
46 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 11:48:47.22 ID:qv3Iuzck0
フォークランドに攻撃するときに、全議員が反対した中で
ここには男は私しかいないと言えたのがすごい
47 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 11:54:29.88 ID:47CL3ZHs0
イギリス不満分子はアメリカ行けよwwwww
まあ、要は奴隷が主人に刃向わなければ何も起こらないが、
現在の英国は、奴隷のほうが偉くなっちまった。
障子税や人頭税でもとらないと、やっていけないだろ。
49 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 11:59:06.77 ID:vYoBsQ2P0
>>47 イギリスがアメリカみたいに利益至上主義に変わったから文句があるひとが多いんだよ。
なんとなく炭鉱や工場で働いてるふりしてたら、それなりにお金がもらえた過去を懐かしんでるだけ。
日本だって、在日朝鮮人や中国人が、自分たちの権利主張してきてる。
わかるぜ。
フォークランド紛争起こしたいのか?朝鮮よ。
>>35 思ったんだけどさ、国葬を議員が欠席できるものなのかな
それも王室が参列するのに。
竹島をフォークランドにすればいい。
北朝鮮の挑発が続く今は好機だ。
53 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 12:16:48.04 ID:FrU9Cue20
民主党は英国手本にしてたんだよな?衰退する国真似てどうするんだ?
これだから馬鹿左翼は度し難い
鳩山でも菅でも死んだら追悼するの?
日本人は死人に対しては寛容だけど、こればかりは死人に鞭打ちそうな気がする
55 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 12:21:27.15 ID:zGP9G0dp0
秀才はバカがどうしても理解出来ない。
なんでこんなに物覚えが悪いの?わざとやってるんだろうか。
有能な人は無能を理解出来ない
なんでこんなに仕事出来ないのだろうか。わざと?
サッチャーはこんな気分だったんじゃないの?
>>46 死ぬ気であのとき本気を出したから、島はそのまま残った。
やっぱり、領土問題はマジでやらんといかんと思う。
サッチャーさんは、既婚女性だし、強かったと思う。
57 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 12:38:03.25 ID:YYwZKxxo0
案の定「新自由主義ガーーーー」が寝言ほざいてる
誰だってチンタラ働いてガッポリ給料を貰って、楽な生活をしたいに決まってる
そのチンタラ・ガッポリ補助金やっていたら国家が破産状態になったのだから継続できねーよwww
58 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 12:49:12.36 ID:vYoBsQ2P0
ヨーロッパとアメリカはステファン・ハッセルの本とオキュパイで左がかってんのが流行ってるからいいんだよ。
つい先日、英誌ガーディアンが大金持ちがタックスヘブンのバージン諸島に隠してる富が$32トリリオン(アメリカの国家予算の10倍)にあたるってんで大騒ぎだし。
メルケルもそれでがんばっちゃっうみたいだし。
むしろこういう左翼は、日本のZしか興味のない左翼にくらべて健全。
>>55 >なんでこんなに物覚えが悪いの?わざとやってるんだろうか。
>なんでこんなに仕事出来ないのだろうか。わざと?
当時はかつて資本主義の嚆矢たる大英帝国は教育レベルで退廃してた、
つまり勤労の精神とかが衰退してるんだから、
「物覚えが悪い」とか「仕事出来ない」以前の根源的問題がある。
60 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 13:03:09.61 ID:pOSRDpxVO
トウ小平には弱かったけどな
モリッシーのレコード買える奴らがあんなにいたのもサッチャーのおかげ
62 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 13:19:21.43 ID:lPHgXhSA0
根本的な問題の原因を労働者に押しつけていたはいいが、
結局労働者が問題ではなく、通貨政策の失敗が原因であることがバレてしまう。
インフレといっても国外要因の所謂資源高であるから、国内労働者の賃金を下げても大して改善効果は無く
むしろ、国内需要を悪化させる要因にしかならなかった。
>サッチャー氏の強硬な労働組合対策などに今も反発する労働党議員の多くは欠席した。
あっちにも日本と似たような困った人らがいるんですなぁ
64 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 13:31:47.53 ID:To53KYTUO
>>63 葬儀欠席した日本人て例えば誰よ?
似たような例として出すなら、震災追悼式を欠席した中国と韓国だろう
65 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 13:32:58.88 ID:5r3TNcUI0
サッチャー改革がもたらした最大の弊害は、貧富の格差の大幅な拡大とそれに伴う低所得者層の一層の困窮である。
サッチャー政権は、市場メカニズムが浸透し、「努力すれば報われ、怠けていれば困窮する」競争的な
社会システムをつくり上げることで、人々の働く意欲が高まると期待した。
ところが現実には、働きたくても何ら技能も経験もない、いわば競争のスタートラインにすら立てない層が存在し、
彼らは改革の痛みを全面に受けた。
サッチャー改革からわが国が学ぶべき点としては、以下の五つに整理できよう。
a.サッチャー政権が、まず喫緊の課題であったインフレの沈静化に取り組み、それが一段落した後に構造改革に本格的に着手したように、
目先の課題と長期的な課題を峻別し、優先順位をつけて政策運営を行っていくべきである。
b.サッチャー改革が国民に受け入れられたのは、国民全般にとって痛みを上回る恩恵をもたらすスキームを内包していたためである。
わが国の改革も、国民が負担ばかりでなく、恩恵をも享受できるものでなければならない。
c.サッチャー改革ほどの抜本改革が遂行可能であったのは、サッチャー首相の強力なリーダーシップに負うところが大きい。
わが国の構造改革を前進させるためには、首相が政策の立案過程で、積極的に先導役を果たしていくことが不可欠である。
d.抜本改革を実施したからこそ、イギリス経済は再生を果たしたのであり、小手先の改革では大きな成果をあげるのは困難とみられる。
e.サッチャー改革には、破壊すべきでない秩序まで破壊してしまった側面もあり、それによって、イギリス国民は現在に至るまで苦しめられている。
その意味で、抜本改革と単なる破壊とは区別されるべきである。わが国が構造改革を進めるうえで、何を破壊し、何を守り、何を新たに築くのか、
これらが明確に打ち出された総合的な政策パッケージが求められる。
◆日本総研 サッチャー改革再考(抜粋)
http://www.jri.co.jp/page.jsp?id=14055
>>31 どうなんだろうね。俺自身は、サッチャリズムは、「英国の原点回帰」だと理解している。
イングランドというのは、結局、ヨーロッパの覇権を握るにあたり、「再編成した二極化社会で勝った国」であって、
19世紀の大英帝国は、マルクスやエンゲルスの描写の通りだった。
旧態依然の王侯貴族社会だったイスパニアの没落は、よく語られるが、
中堅農民主義のフランス共和制も、中小商工業者主義のネーデルラントも、大英帝国に負けている点は重要。
ところが、20世紀に入り、アメリカ合衆国という、「中産階級の内需」で勃興する化け物国家が生まれた。
イギリスは、ドイツには2回とも勝ったものの、アメリカに覇権を譲ることになるが、
イギリスが負けた原因は、実はこの「アメリカ合衆国式の中産階級モデル」にある。
さらに、20世紀中葉には、敗戦したはずの日本と西ドイツが、
やはり分厚い中産階級の経済力で、のし上がってきた。
この潮流に対する、イギリスなりの処方箋が、実はあの「福祉国家=労働者階級のサルベージ」だった。
だが、国家にサルベージされただけの英国労働者と、米独日的な「20世紀的中間層」とでは、ぜんぜん違う。
このサルベージ労働者は、たるんでばかりで、全く機能しない。
そこで、サッチャーは、イングランド伝統の「二極化社会」に戻そうとしたんだ。それが「新自由主義」の正体。
サッチャリズムは、経済的には「消費コア層を叩き落とすことによる、消費抑制政策」で、
つまり対インフレ政策なんだけど、本当の目的は、インフレの統御というより、「福祉国家の破壊それ自体」
当時のイギリス固有の政策だから、他国が真似ても、イギリスに対して相対的に国を売ることにしかならないw
67 :
名無しさん@13周年:2013/04/11(木) 20:10:35.23 ID:z+15ovfL0
IRON Lady?
RUST in Peace
68 :
名無しさん@13周年:2013/04/12(金) 06:52:06.37 ID:BPThzO9I0
>>44 具体的にその二人がやったまずいことを解説して
まあ誰がやっても同じような結果になっていただろうね
サッチャーという役者の演技が上手かったのもあるだろうけど
70 :
名無しさん@13周年:2013/04/12(金) 07:20:55.41 ID:sZSjLID/0
国をぼろぼろに破壊したんだから普通の反応だよね、後任のブレアですらあまりの惨状に路線を変更したぐらいだし
>>68 郵政解体と
医療保険を削り介護保険をゴリ押し
72 :
名無しさん@13周年:2013/04/12(金) 14:13:41.77 ID:iLd3aOew0
>>46 フォークランドって指揮官がサッチャーじゃなかったら、もっと簡単に勝ってたろよ。
占領したのは徴兵されたばかりの少年兵だったらしいし。
いきなり動いたのでイギリス側も被害甚大だった。
73 :
名無しさん@13周年:2013/04/12(金) 14:16:41.22 ID:8hx2aQsy0
>>72 国民を鼓舞する意義は大きかった。
戦略的なミスがあったとしても。
日本なんかミンスに3年荒らされただけでガタガタだ。
英国でサッチャーがこんなに毀誉褒貶激しいというのは初めて知った
外から見てるといい点しか伝わってこないのかな
>>70 ブレアは反対党なんだから当たり前だろ
サッチャーの後任はメージャー
76 :
名無しさん@13周年:2013/04/12(金) 18:04:31.77 ID:D0hRpU870
嫌われまくりだな、新自由主義者の末路か
自宅労働党のネトウヨにはきつい人だよ
78 :
名無しさん@13周年:2013/04/12(金) 20:58:42.63 ID:txjt3WMJ0
外交はともかく内政面は国民に無理を押し付けたという事実は変わらんしな
格差は拡大し失業者は増え社会保障を削りまくったらそりゃ悪者にもなるわ
80 :
名無しさん@13周年:2013/04/12(金) 23:32:41.90 ID:iLd3aOew0
命がけで仕事をしてきた炭鉱マンが、一転して家族を養うために
乞食のようなことまでしなくてはいかなかくなったと
>>78 国民全てを満足させる政策なんて存在しないもんね。
それにイギリス国内の話だし。
なんでここで一生懸命非難する人間がいるのか不思議だわ。
>>81 アンチ新自由主義者からしたら新自由主義の権化みたいな存在だからな
サッチャーを評価する人間が小泉や竹中を批判できないようなもんで
>>82 小泉政権時の政策なんて、殆んど中途半端で終わってるけどね。
そしてその中途半端をほおっておいて悪化させたのが民主だからなw
よほどのアンチじゃなければ小泉政権は非難しないだろ。
84 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 09:21:48.92 ID:fv4mv1KP0
英国民だけでなく議員にも嫌われてるのか
とことん憎まれてるなサッチャー、天国に逝けんな
85 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 09:30:07.84 ID:nWoCgCqRO
>>79 自己責任てよいことだが、下層の子供らの教育を改善しなかったから批判はあるな。
86 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 12:52:02.00 ID:RssW+58VO
>>53 民主党がイギリスを手本にしてたって初耳なんだがソースあるの?
まさか二大政党制を目指す事を勝手にそう解釈してるのか?
87 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 13:16:09.83 ID:lnGykZC40
今日、皇居のお堀で酔っ払って泳いでタイフォされたイギリス人も、
サッチャー死亡の影響だろうな。
飲みすぎたのだろう。
イギリス国内で何かの曲をダウンロード一位にしようとか画策してるらしいけど、
YouTubeの江南スタイルみたいに史上最高(笑)に出来るのかね?
いくらなんでもVANK並みのことは出来ないだろうなw
>>83 サッチャーは英国病を克服するなど、それなりに評価もあるが、
同じ新自由主義を積極的に推進した隣の国の前大統領はどんな評価されるかねぇw
>>
他国の政策でも必死に批判されて当然だろ。
例えば、北朝鮮は兵器や拉致抜きでも、国民餓死者大量に出してるんだから世界中から批判されて当然。
>>83 小泉政権はポピュリズムだろ。
少なくとも、彼が自民党をぶっ壊したせいで、政局の不安定が長期化してる。
まあ、お国柄の違いって奴かな。
「死者を鞭打つような事はしない」なんてのは
この国では通用しない。
言うべきことは言ってやるべき事はやるって事だろうな。
92 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 15:45:12.28 ID:6nbVerRy0
>>90 政局の不安定は野党と話をつけずに強行採決をしまくった安倍内閣のせいでもある、それまでの自民党はなんだかんだ野党の意向も汲んでいた、
与党と野党を決定的に決裂させたのが安倍内閣、調整能力のない政治家は最悪だよ。
鳩山みたいなことするから死後も鞭打たれる
>>92 実際自民党がぶっこわれた。未だにおかしいだろ。
民主党が勝てたのは、小泉のおかげだと思うし、今自民も民主もおかしくなってしまった。
安倍は私は大嫌いだが、例えもっとマシな首相でも、小泉後を安定させられる人はいないと思う。
55年体制後、政局を安定化させるのは非常に難しくなったが、小泉はそれを後のことは考えない劇薬で安定化させた。
選挙対策しか考えてないのは、昔の小沢と同じ。(今の小沢は私にはよくわからん)
>>90 北朝鮮は自国民の人権を完全に無視してる。
まともに暮らせていけるのは一部の国民だけ。
農村は餓死者が多数出ていると聞く。
援助の手を差し伸べれば、説明はウソだらけ、物資は横流し、WHOの調査も拒否。
「政策が非難されるレベル」ではないんだよ、北朝鮮は。
今朝のテレビで今度の将軍様が最初にやったことが紹介されてたぞ。
平壌の浮浪者たちの粛清だそうだ。
人数が多すぎて手間取ったために、最高人民会議の開催が遅れたとも言ってたな。
>>94 自民党って、言うほど壊れたかね?
それに安定しなかった原因はマスコミと小沢、そしてそれにつられた国民かもよ?
96 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 17:54:35.49 ID:+DHaV8EM0
死者に鞭打つ行為は最低だよ
民主主義なら生きている時に論議しろよ
おれは資本主義大嫌いのアカだけど
こんなやり方は支持しない。
97 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 18:06:29.38 ID:dQoIzoXR0
相当な憎しみだからね
98 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 18:13:47.26 ID:zfUGe+ZWO
>>88 江南スタイル懐かしいねー
劣化したスギちゃんがPTAにクレーム出されそうな見苦しい腹踊りしてたよな
99 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 18:21:14.31 ID:6hyQ80/y0
100 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 18:22:43.12 ID:Ka3ys21rP
よっしゃw
日本では小泉さん鳩山さん菅さん野田さんが亡くなった時にお祝いするのかなぁ
102 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 18:25:50.82 ID:CHuBokFd0
>>13 一緒にしないでくれる
俺は理解できるけど
103 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 18:28:30.84 ID:dQoIzoXR0
俺も理解できるわ、死んでも許せんことはある
104 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 18:38:32.97 ID:+DHaV8EM0
喜んで票を入れて
自分で望んだ結果なのに不満を死後に言う
キチガイ資本主義者
不満があるなら生きている時に言え、票を入れるな
全く建設的な考えがない。
>>89 >サッチャーは英国病を克服するなど、それなりに評価もあるが
その評価は古いよ。
サッチャリズムは失敗だったというのが今の大方の経済学者の評価。
だから、死者に対して比較的寛容な英国でさえこんなことになっている。
106 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 18:49:50.41 ID:hBhi5cjJ0
>>66 >この潮流に対する、イギリスなりの処方箋が、実はあの「福祉国家=労働者階級のサルベージ」だった。
間違ってるよ。
言うほど当時の労働者の待遇はよくなってない。戦時体制からの脱却としては、
むしろ足りないぐらいだった。
第一、そもそも英国病が始まったのはその前の保守党政権のときで、それが原因で
政権党になった労働党がいろいろやった政策のひとつが労働者の待遇改善。
108 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 19:07:42.97 ID:zKmK+xJN0
労働者の敵ってことか、日本も最近いるよね労働者をなぜか憎悪している連中
>105
古いっつーか、新自由主義推進のためのプロパガンダでしかないしな
民主だって結局のところ、経団連に支配されてきたわけで、
日本において経済的に左派、アカが政権を取ったことってのは未だにない
新自由主義の象徴たるサッチャーを批判することなどできない土壌ってことだよ
111 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 19:34:20.74 ID:zKmK+xJN0
イギリスが落ち目になった原因を始めて知ったわ、強烈な新自由主義をやったわけね、
そりゃダメだわ、政治は現実と向き合いながら進めないとねえ
112 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 19:42:20.02 ID:lnGykZC40
>>111 日本だとただ新自由主義者の破壊主義者といわれてるけど、
その頃のイギリスはIMFの世話になったりして危機的にヤバかったわけよ。
その危機の対処の仕方がイケスカナイ感じでむかつかれてるんだと思うけどね。
誰にババとか貧乏くじを引かせたかみたいな。
113 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 19:47:16.67 ID:E1F2PDtz0
冷戦中で、東欧の諸国を西側に抱き込むためにはポンド高が都合がよいため、
ボンド高を指向する金融政策を実施。
しかし、イギリス国内の生産力に比べて通貨が高すぎる事態に陥ったため、
イギリス国内で生産活動をするメリットが激減し、イギリス経済が停滞。
こまった上層集団が下層集団が悪い主張して、福祉政策を転換。
しかし根本的な原因は解決していないため、何ら刺激効果は無く、
むしろ産業の国外移転も相まって、所得の低下を生み内需が破壊され、すぐに停滞を始める。
時は流れ冷戦が終了し、ソロスが過剰なポンド高に目をつけポンド売りを実施。
これを境に英国病自体は治癒していきましたが、海外に移転した産業は戻りませんでしたとさ。
114 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 19:51:27.24 ID:RPZzl2WZI
サッチャーに憧れてる日本の女政治家は、
死語に批判されるだけで終わりそうだな
115 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 19:53:17.05 ID:E1F2PDtz0
「このなかに男はいないのですか」と問われたら
「私は男ですから、愚かな婦女子のように感傷的には政治を行いません」と答えることにしましょう
サッチャーを支持いていた、評価していたイギリス人なんて一人もいなかったんじゃないだろうか
ただ政府にしがみつく国営企業と組合にムカついていただけで
117 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 20:03:07.38 ID:tVEf9t9d0
国民みんなが納得、みんなが喜ぶような政治をしようとすれば鳩山民主党政権のような政治になる。
結局、何も決められず、何も成し遂げない政治。愚かで無能な政治家なるってことだよ。
118 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 20:06:31.80 ID:E1F2PDtz0
対ソ意識して通貨政策を実施していた点は評価は分かれるであろうが、
その付けを一方的に労働者層に押しつければ、そりゃ恨まれるのは当然だと思うよ。
まして、怠け者扱いされりゃね
しかもいつの間にかヘッジファンドの功績まで簒奪しようとプロパガンダ始めてるんだから
もうなんていうかね。
119 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 20:08:38.34 ID:t/FO9/dC0
死んだら仏さんなんとちゃうんけ?
120 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 20:12:59.28 ID:6wi49s5D0
>>119 日本でも悪人が死んだら地獄逝きちゃうんけ?
>>91 清教徒革命のクロムウェルなんて、死後墓暴かれた上に斬首されて20年以上晒され
からな。そういう国。
まあ上記のブログによればだけど、サッチャーを支持する人たちは反対派より多かったらしいね。
ここで批判している人たちは、何を根拠にイギリス国民のほとんどが非難していると言ってるのだろうかねぇ。
124 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 21:13:59.44 ID:mogP2UlY0
>>15 労働者の権利というものを警察力を行使して踏みにじった張本人だからね。
嫌いな人は少なくないと思うよ。くだらないフォークランド紛争で
得点を稼いだのが幸いしたけど、それが無かったら史上最悪の烙印を
押されてただろうね。
なんだ、ただ主張を繰り返すだけのプロパガンダかw
イギリスでもサッチャーの評価はまだ定まってないというか、依然として
渦中なので理解すらできてないと思う。まして日本でサッチャーが理解できるとは
到底思えない。サッチャー自身は、死後こういう反応が起きることを予想して
いただろう。その意味で、実にいさぎよい政治家だったね。別に人から好かれたい
とは思ってなかっただろう。
127 :
名無しさん@13周年:2013/04/14(日) 21:51:33.44 ID:rens1gIV0
「鉄の女」って悪口だったのね
>>125 そういうおまえは捏造じゃん
>サッチャーを支持する人たちは反対派より多かったらしいね
>>127 悪口で言われてたけど、サッチャー本人が気に入ってキャッチフレーズに
イギリス人は捻たユーモアないと駄目なんだけどサッチャーは機転が凄かったわ
つか、サッチャーがチリのピノチェト尊敬してたのは
誰も触れないのな
というか、最も成功した構造改革はチリの軍事独裁政権下で
反体制派宗教関係者を虐殺しまくりながら
なんだけどね、
まあブレアとかが大した軌道修正しなかったって事で結論出てるでしょ。
>>131 >ブレアとかが大した軌道修正しなかったって
おまえに本質が見えてないだけ
あの時点でブレアに残されてたカードは少なかったけど、
それでもかなり大幅な軌道修正してる
133 :
名無しさん@13周年:2013/04/15(月) 07:06:06.50 ID:5JdWMmzv0
ブレアは国家運営に支障をきたしていることに驚いて公務員とか大幅に増やしてる
134 :
名無しさん@13周年:2013/04/15(月) 07:23:04.03 ID:Wp84PKi70
>>130 あーアレね。元々チリの主要産業だった鉱山はほとんど米系の外資が
元締めだった。そいつらと喧嘩して国営化したところでいったい品物を
誰に売るんだという話なんだよね。最近ではピノチェトがシカゴ学派
の優等生みたいに言われてるがそれ以前からアメリカに食い物にされて
た。「チリの構造改革」みたいな個別の話に誤魔化される事が多いけど
実態はと言えば経済植民地が左翼化するのを妨害したいアメリカ資本が
いつものようにCIAやら何やらを総動員して独立国家の主権を侵害した
というルーチンワークでしかなかった。
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136 :
丑原慎太郎φ ★:2013/04/15(月) 09:49:31.46 ID:???0
既得権益に手を入れたらそりゃ嫌うヤツも沢山でるだろう
でも皆に嫌われない政治家って役に立たないよw
反新自由主義反緊縮をあれだけ打ち出してたお隣の国の大統領はもうレイムダックになっちゃったけどw
138 :
名無しさん@13周年:2013/04/15(月) 17:27:42.80 ID:GS0pwjfJ0
>>137 嘘コケ、韓国は新自由主義をやったんだよ
140 :
名無しさん@13周年:2013/04/16(火) 02:46:55.69 ID:rbXAvtF60
公務員給料の無慈悲な引き下げを。
投資不足、労働争議多発の、サプライサイドに問題山積だった当時としては
サッチャー首相の政策は非常に適切だったんじゃないですかね
基本的に需要不足の今の時代にそのまま持ってくるといろいろ問題があるでしょうが