【携帯電話】ソフトバンク・孫正義社長「先進ユーザーはソフトバンクを使っている。残りの3割の人は悔い改めてほしい」

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エリソンCEOと孫社長「インフラとしてのクラウド」を強調--Oracle CloudWorld Tokyo - (page 3)
大河原克行 2013年04月09日 12時48分

対談するエリソンCEOと孫社長

 孫氏はクラウドの3大要素として、アプリ、ビッグデータ、ネットワークを挙げ、
その中でビッグデータを自ら活用していることを紹介。
「日本で最初にビッグデータを経営に活用したのがソフトバンク。
ビッグデータと、科学的検証との組み合わせで、これがソフトバンクの最大の資産である。
社内に対しては、絶対に外に出すなといっていたものであり、これは初めて公開するもの」と切り出す。

 1つは、より少ない投資で電波改善を行うために、月間1億9000万件の接続率調査をもとに、
どこに基地局を設置すればいいのかを導き出し、それに基づいて接続率ナンバーワンを達成したこと、
8200万件のツイートを自然言語解析で分析し、ソフトバンクに対してポジティブな反応と、
ネガティブな反応がどう出ているのかを分析していること、Yahoo! Japanの6000万件のデータから、
他社に買い換えそうな携帯電話の機種を持っているユーザーに向けて
広告を打つといったことを行っていることなどを紹介した。

 「ソフトバンクの純増ナンバーワンはたまたまではない。
また、テレビCMでお金を使っているからではない。頭を使っているからである」として、会場を沸かせた。
会場でソフトバンクを使っているユーザーを挙手させたところ、多くの人が挙手したことに驚き、
「本来ならば3割程度しか手が挙がらないはずだが、7割は手が挙がった。
先進ユーザーはソフトバンクを使っている。残りの3割の人は悔い改めてほしい」と語った。
同様に、ソフトバンクの電波が良くないと思っている人にも挙手させたところ、
手を挙げた人は少数に留まり、ソフトバンクの電波改善が浸透していることを証明することになった。

 孫氏は「今日は、オラクルの営業マンとして話をしているようだ。次は安くしてくれるだろう」とジョークを飛ばし、
「オラクルにとって、ソフトバンクは日本最大のパートナー。
情報革命の同士である」と語り、講演を締めくくった。
(抜粋)
http://japan.zdnet.com/cio/analysis/35030591/3/