【一票の格差】すでに2倍超 「0増5減」新区割り案 1月現在の人口で試算

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2名無しさん@13周年
朝日新聞2013年03月02日(土)朝刊「声」欄より
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201303010549.html

平和憲法を変えてはならぬ
無職 中野裕剛(長野県岡谷市 81)

先の衆院選で改憲を目指す自民党が圧勝し、今国会で憲法審査会が再開されようとしている。
改憲は実施に向け歩み始めているように思う。

現行憲法が公布された時、それはまばゆいばかりに輝いて、まるで魔法の世界のように思えたものである。
憲法の条文の多くを素晴らしいと思う中で、当時、軍国少年であった私には、
「軍隊を持たない」ということだけは、大きな不安だった。

いったい「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意」しただけで、
わが国の安全は守れるのか、と思ったのである。
しかし、現行憲法が公布されて67年近く経っても、日本は戦争をせず、戦争による死者も1人もいない。
平和憲法のおかげである。

安倍晋三首相は改憲に向け、憲法96条の改正を先行させ、
改憲の発議要件を衆参の3分の2以上から過半数に引き下げることを目指している。
日本維新の会とみんなの党も、憲法96条改正案の共同提出を目指すことで一致した。

しかし、憲法は最高法規であり、時の権力者や多数派によって簡単に変えられないようにしてあるのだ。
憲法は軽々に変えてはならないし、戦争は決してしてはならない。ならぬものはならぬのである。


中野裕剛

〒394-0084
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