福岡県警博多臨港署は29日、福岡市博多区役所総務企画課職員、山尾博志容疑者(54)
(福岡県筑紫野市原田8)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。
「自宅で焼酎を1リットルぐらい飲んだ」と容疑を認めているという。
福岡市では昨年、職員による飲酒絡みの不祥事が相次いでおり、処分の厳罰化などの対策を講じた
昨年7月以降、飲酒運転が発覚するのは初めて。
発表によると、山尾容疑者は28日午前7時頃、同市東区箱崎ふ頭4の港湾道路で、酒気を帯びて
乗用車を運転した疑い。志賀島にワカメを採りに行って帰宅中、カーブを曲がりきれずに中央分離帯に衝突。
反対車線に乗り越えて停車し、手に軽傷を負った。
調べに対し、「27日夕に仕事から帰宅して飲んだ。午前0時頃に寝て、5時頃に起きて志賀島に行った」と
供述しているという。
市によると、山尾容疑者は区役所の警備員。昨年1月にアルコール依存症と診断され、同3月まで入院治療の
ため仕事を休み、4月から復帰していた。
高島宗一郎市長は29日、「ゆゆしき事態で市民に心からおわびする。懲戒免職を念頭に厳正に対処する」
とのコメントを出した。
ソース
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130329-OYT1T02033.htm?from=main5