満開間近の桜、無残に切断―。各務原市那加扇平の公園墓地「瞑想(めいそう)の森」で28日、
施設前の市道と駐車場に植えられている桜など20本が切られていると、地元住民から市に通報があった。
市は各務原署に被害届を出し、同署が窃盗容疑で捜査している。
市によると被害に遭ったのは、市道沿い14本と駐車場の4本のソメイヨシノ、駐車場のアラカシ2本で、
いずれも高さ3メートル前後。のこぎりのような刃物で根元付近から切られ、一部を残して持ち去られた。
28日午前9時30分ごろ、地元住民から市に通報があり、同日午後、市が同署に届け出た。
切り口の状態から26日から28日朝の間に切られたとみられる。現場周辺は工業団地が広がり、民家が少なく
街路灯もない。夜間に訪れる人もほとんどないという。
木は2006年2月に植えられた。桜の木は現在三分咲きで来週が満開となる見込みだった。
市の担当者は「市民が楽しみにしていた、間もなく満開となる桜が被害に遭い誠に残念です」と話している。
ソース
岐阜新聞
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130329/201303291046_19669.shtml