【尖閣】鳩山元首相「日本は領土問題の存在を認めるべき」 香港メディアに語る

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――中日関係が領土問題で対立し、両国国民の感情も日増しに悪化している。このような情勢のもと、
鳩山氏は南京の大虐殺記念館を訪問し、両手を合わせて謝罪、平和友好という言葉も書き記した。その理由は。

鳩山:今年は日中平和友好条約の締結から約35年だが、日中関係は深刻な状態で、両国民の感情も冷え込んでいる。
このような状況の中、責任感ある政治家として圧力や困難を恐れず、全力で両国関係と国民感情の改善に努めている。

大虐殺記念館はずっと行きたと考えていた場所だ。記念館で植樹し、書を残すことで日中両国の平和友好を祈りたいと思った。
もちろん、日本メディアや一部の政治家に非難され、大きな圧力を受けたが、知行合一の重要さもよく知っている。
日中関係が緊張する中、両国の友好を呼びかける必要性があった。

――釣魚島(日本語名称:尖閣諸島)問題が中日関係に影響している。両国とも強硬な態度だ。こうした中、
誰が両国関係修復の上で積極的な役割を発揮できるか。

鳩山:今年1月、両国関係が緊迫する中で私は北京と南京を訪ね、両国の緊張緩和に努めた。
尖閣諸島問題については両国民が歴史への理解を深めることを通じて結論を出すべきだ。
日本では多くの国民がポツダム宣言、カイロ宣言についてあまり知らないが、日本政府は必ず宣言の内容を順守しなければならない。
領土問題は存在しないと主張すれば、両国関係の困難さが増すだけだ。

私は、日本が領土問題の存在を認め、その上で改めて解決方法を検討するべきだと考えている。
領土問題は存在しないと主張し続ければ両国の対立は激化し、両国にとって無益だ。
日本ではこうした考えに反対する人もいるが、私は自分の考えを変えない。(終)