【経済】シャープ ホンハイの出資合意白紙に

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大手電機メーカーの「シャープ」は、いったん合意していた台湾の大手電子機器メーカー「ホンハイ精密工業」からの出資
の受け入れについて、26日までに資金の払い込みが行われなかったと発表し、先の合意は白紙になりました。

シャープは、経営の立て直しの一環として、去年3月、台湾の大手電子機器メーカー「ホンハイ精密工業」から出資を受け
入れることで合意しました。

しかし、その後、シャープの株価が下落したことから、出資を巡る両社の交渉がこう着状態となり、出資の期限としていた
26日になっても最終的な合意には至りませんでした。

シャープは、ホンハイ側から資金の払い込みは行われず、「出資は行われないことになった」と発表し、先の合意は白紙に
なりました。

シャープは、出資に向けた協議は今後も続けるとしていますが、これまでの交渉では、株式の取得価格や液晶技術の供与な
どで折り合いがつかなかったことから、現時点では、出資が実現するめどは立っていません。

シャープは、経営の立て直しに向けて、韓国の「サムスン電子」などから出資を受け入れることにしていますが、「ホンハ
イ」からの出資が予定どおりに実現しなかったことで、財務基盤の強化が引き続き大きな経営課題となっています。

3月26日 17時13分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130326/k10013465321000.html